東京大空襲

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今回の話は、悲しい話です。

苦手な方はスルーしてください。


今朝の新聞に東京大空襲の記事が出ていました。

もう大昔の話ですが、この文字を見ると涙が出ます。


うちは両親共に東京出身で、父は荒川区、母は墨田区でした。

なのでどちらも戦時中は集団疎開で東京を離れていました。

その時の母の話を、今日は書こうと思います。


当時小学校高学年だった母は、

千葉県の養老渓谷の方に疎開していました。

両親と離れ、子供達ばかりの集団生活。

もちろん寮母さんや先生はいましたが、

甘えられるような環境ではありませんでした。


そこで迎えた3月12日。

辺りは打ち上げ花火のようで、不謹慎にもキレイだと感じたほど

たくさんの焼夷弾が降り注いだのを遠くから見たそうです。

次の日にはお金やら紙やら、焦げた焼けカスが

風に舞ってたくさんたくさん飛んで来たそうです。


そんな中、母の実家は茨城に疎開していましたが

母の友人の中には被弾して家族を失った人が

たくさんいました。

小学校高学年くらいで、帰る家や

両親を失ってしまったら・・・

ましてや周りみんなが苦しい時代。

助けてくれる人は稀有ですよね・・・。


うちの母には帰る家も両親もいましたが

この悲しみは消えることなく、

私達母の子供達が修学旅行に行く頃

母はもう二度と子供達に会えなくなってしまったらどうしようと

自分の子供時代を思い出しては泣いていました。

疎開に行く頃は、当初は修学旅行気分だったそうなんですよ・・・。


広島や長崎、そして今起きている紛争。

どの話を聞いても、見ても、心が痛みます。


どうか無意味な殺戮が

この世から無くなることを願って止みません。


どんな人にも大事な人はいます。

どんな人も誰かに大事だと思われています。

それを他人が奪ってはいけないはず。

悲しみや恐怖では、人を統治出来ません。

憎しみは不幸しか生みません。

私には戦争に意味がないとしか思えないのです。


不幸にして不本意に亡くなった方々の、

ご冥福を心からお祈り申し上げます。