金利とGDP成長の関係。

 

日米の金利差の影響で、

急激な円安が進行している。

 

そのため、早急に金利をあげねばならない。

 

みたいな(謎)話がマスコミ界隈で声高に

叫ばれているのをしばしば見かける・・・。

 

僕はこれまで、

日本で固定金利で金を借りてる奴は情弱だけだと

思っていました。

 

だって、日本では消費税や社会保険税などの

悪税を取りまくり、GDP成長を封殺しているから、

 

永久に金利は上がらない。

 

こう思っていました。

 

ところが、日米の金利差が問題だ!!

 

っていう理屈で利上げしようとしてるんだって😂。

 

もう、こいつらなんでも在りやな😂。

 

そもそも、なぜアメリカの金利が高く、

日本の金利が安いのか?

 

金利というのは、

市況に流れる金を制御する目的で

設定されている景気のブレーキなのであるから、

 

金利が高い=好景気=GDP成長が好調(やや、物不足)

金利が低い=不景気=GDP成長が低調(もの余り)

 

だから、金利を弄っても根本的な問題は

解消されない。

 

アクセルを践んでGDP成長を米国並みに押し上げること。

 

コレ以外に相対的な通貨安の対策なんて

あるわけがないのであるが、

 

結果枝にあたる、金利だけを弄って、

問題を解決しようとするのは、

 

もはや、アクセルの代わりにブレーキを使うみたいな

発想であって、

 

全くの逆効果である。

 

やる前に予言しておくけど、

 

今現在の経済状況で利上げしたら、

利払いが増えるため、消費や投資が減り、

GDPは更に減少する。

 

最悪、連鎖的な倒産、ローンの焦げ付きの結果、

ホームレスの激増、社会保障費の大幅増などが

かなり高い確立で起こる。

 

・・・そもそも、金利を下げて景気をよくしよう。

 

という考え方自体、破綻していた・・・。

 

「金利が安いから金を借りておこうかな・・・」

 

って考えるよりも、

 

「儲かりそうだから金借りてでも投資しようかな」

 

という動機の方が普通だからである。

 

つまり、高金利はブレーキとしては有効でも、

低金利はアクセルとしては機能しない。

 

あまつさえ不景気で金利をあげようとするなど、

もはや犯罪的である。