若手の俳優が大麻でパクられた
サントリーのおっさんもやられた
薬物に興味があるのか、好奇心が勝るのか?
どちらにせよ、過去幾度となく著名人が奈落へと誘われた薬物を、やすやすと使用してしまうのは何故か?
社会的地位を失う事よりも、心身に支障をきたす事を考慮しない者が、とても優秀な者と思えない。
失うだけではなく、負のイメージを払拭する事の難しさは、さんざん見てきただろう。
それでも一度の興味本位での行為で、薬物に人生全てを絡め取られる事と、刹那の快楽を享受する愉悦を、天秤にかけてしまう程、脳に強烈な価値を植え付ける薬物の怖さ。
薬物は、最初は一度だけと思っていても、その一度が既に終わりになる事を深く刻まねば。
中学の頃、周りに喫煙する者がいて、興味本位で吸い始め、習慣化する前に止めたのだが、成人してまた吸い始め、十年後発作が起きて呼吸困難になり、禁煙を決意。
その約二十年後、心筋梗塞を発症。
煙草ですら蓄積されたダメージは大きいのに、薬物なんてとんでもなく、瞬発的に破壊される。
薬物もそうだが、飲酒も依存症になると、恐ろしい事になるらしい。
コチラは周りの者を巻き込んで、全員が不幸になるそうだ。
幸い飲酒の習慣は全く無い。
アルコールが駄目で、若い頃から飲んだ事が無い。
ルールやモラルと言った、社会的規範を守る事が信念ではないが、なるべく逸脱した人生にならぬ様には努めてきた。
晩節がどうのと言う気もない。
けれど、後ろ指刺されぬ暮らしはして行きたいと。
やり直したい事は無い。
今更人生を否定したくないからな。
