五円玉一つのがむしゃら人生
¨は し が き ¨





人間は、うっかり油断をしているときに失敗する





まじめな気持ちを忘れたときに





一生あやまるようなことをする







私が気がついたとき、私には可愛い子供があった







敗戦後に、幼児を抱えた女のいきてゆく道は険しかった







家もなく、金もなく、仕事も次から次とゆきづまり







果ては、死か、堕落か、







または気が狂いはせぬかとまで追い詰められた







けれども私は、まけるもんかと思った







私は子供とともに生きるのだ、正しくいきるのだ







自分の力で生きるのだ







力の続く限り生きるのだ







自分のまいた種は自分で刈り取らねばならぬと思った







私が必死に生きようとするとき







やはり運命の神様はお見捨てにならなかった











ひとびとの情けは温かかった







そして、子供の幼い瞳は清らかだった









--五円玉ひとつのがむしゃら人生--






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2011-08-24 09:18:46

華麗に

テーマ:ブログ
五円玉一枚のがむしゃら人生を無事(?)完走いたしました。

那智シズ子の本を、書き写すのは思ったよりずっと骨でえっ

まさかこんなにかかるとは思えませんでした。

自分の頭に浮かんだことではなく、他人の文章を写すわけだから、写経に近い?(笑

いゃいゃ

那智シズ子は、この書籍でもわかるように、若干頑固者。


っていうかストイックなところがあるんでしょうねえ


那智とこの私の関係は


私の旦那さんのおばあちゃんが那智シズ子という関係(やだ、日本語下手)


私が彼と知り合ったときにはすでにこの世の人ではなく


つまりこの小説でしか会ったことがないので


おばあちゃん那智シズ子は知らなくて、ちび下駄をはいてパーマもかけないおさげ髪で


生き生きと毎日を暮らす、生々しくもある女の人である彼女しか知りません



とかげ



那智シズ子はこの後、花板広告社の仕事からをきっかけに


千葉県に立派な一戸建てをナントビックリマーク一括購入するほど出世して


自宅の広い一室で囲碁場なんてのを運営していたんですよ。


その家にずっと一人で暮らしていて


最後は一人で夜中に、倒れたそうです。


那智が倒れたという異変に気がついたのは、お向かいの奥さん


物語に出てくる一人娘のマコちゃんは海外で暮らしているんですよね


無宗教であり、合理主義者でもある那智は葬式も出さずに、献体に出たそうです。


※献体とは

献体(けんたい)とは、医学および歯学の発展のため、また、力量の高い医師・歯科医師を社会へ送りだすために、死後に自分の肉体(遺体)を解剖学の実習用教材となる事を約し、遺族が故人の意思に沿って医学部・歯学部の解剖学教室などに提供することである。

↑by ウィキペディア


とにもかくにも、今文章を書いている私は那智と面識はないのですが



私にとっては、恩があります。



一緒に、しんどくなたったり、淋しくなったり、恋をしたりしながら



祈る気持ちでこの文章を書かせてもらいました






那智シズ子






安らかに眠れ








五円玉一つのがむしゃら人生-__.JPG




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