著者: 高木 敏子, 武部 本一郎
タイトル: ガラスのうさぎ
「ガラスのうさぎ」と言うお話。
皆さんご存知の方が多いかと思われます。

私も小さい頃に呼んだ記憶がありますが、
これは戦争のお話で、
焼け跡から溶けたガラスのうさぎが出てくるというお話。
(はしょりすぎ?)
実際にあったお話です。

私ももう忘れちゃっていたので、
またしっかり読まないといけないなぁって思いました。

このたび、この「ガラスのうさぎ」がアニメ映画化されるという事で、
ニュースでやっていましたので、
ちょっと書いておこうと思いました。

この著者である高木敏子さんは、
今まで幾度とオファーがあったアニメ映画化を、
かたくなに拒んでいらっしゃったそうですが、
お孫さんの一言でこの映画化をする気になられたそうです。

アニメ映画か拒んでいた理由は、
やはり戦争の残酷さを、
アニメでは実現しきれないんじゃないかという事。

でもお孫さんの、
「残酷さが想像出来ない」
というような一言でアニメ映画化を決意されたそうです。

私はもちろん戦争を知らずに育って来た人間ですが、
これから大きくなって行く子供達に、
戦争の残酷さ、悲しさ、無駄さ、を知ってもらいたいと思いました。

戦争を起こすもの人間。
戦争を起こさないのも人間。

著者の高木敏子さんはそんなふうにおっしゃっていました。