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あなたのキーワードは、売れてますか?
PPCやSEOで設定しているキーワードのことですが、
うまく売り上げにつながってますでしょうか?
概念的なキーワードというものがあります。
よく言われるのが「自由」というワードですが、
これは一人ひとり、意味合いが違うのです。
人によって、それぞれの「自由」があるのです。
そうすると、そのワードが指すものは、
曖昧であるということです。
だからあなたの商品にむすびつかないわけです。
そして、そこには競合も多く、
PPCなら高単価、SEOなら上位に上げることは
ほぼ不可能です。
キーワードを、あなたのビジネス、商品に、
ピンポイントで結びつくように設定するには
どのように考えればいいのでしょうか?
それは、
「顧客がなりたいものは何か」ということです。
つまり、顧客のゴールです。
顧客が明確に設定している
ゴールは何かを考えます。
顧客が設定している、
名指されて、現実に存在しているゴール、
それが、ピンポイント・ゴールです。
たとえば大学受験なら、
キーワードに設定する"現実に目指すゴール"は
希望校の固有名詞ですね。
士業であれば、資格の名前だったり、
旅行であれば地名や有名ホテルの名称も
考えられます。
しかし、
そのキーワードが名指すものが有名で、
人気があれば、そこには当然競合が多い。
ならば、そこに至る顧客のプロセスに考えます。
そのプロセスにおいて、
ゴールの手前に、通過点としてのゴールを
設定できないかを考えてみるのです。
そこで設定する通過点としてのゴールも、
もちろん、"現実に目指すゴール"にします。
そのポジションで顧客を集めることができれば、
まだ競合が少なく、あなたは一人勝ちできます。
そして、そこで得た顧客が、そのゴールを通過すれば、
今度はあなたが現在行っているビジネスの
顧客になってもらえます。
現在のビジネスにおいて、
他の競合よりも、ポジショニング的に先に、
顧客を得ることができるというわけです。
セールス力とか、行動のスピードとか、
そんな競争をするのではなく、
先んじるポジショニングをとってしまえる、
ということです。
このように、
「顧客がないらいものは何か」という視点は、
これから新たな市場を創造していくうえで、
非常に有益な考え方ですから、
ぜひ活用してみてください。