カメハメハ王朝成立の陰に、キャプテン・クックあり!意外に知らない世界史! | シティハンターのブログ

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カメハメハ大王(1758年頃~1819年)は「ハワイ10年戦争」(1782~1792年)を勝ち抜き、1795年にカメハメハ王朝を樹立した。


1810年に唯一敵対していたカウムアリ王の住むカウアイ島を討ち、ハワイ諸島の完全統一を成し遂げたのだ。


ここに人類のハワイ移住(4~8世紀とされる)以来続いていた諸王乱立の歴史に幕が下ろされた。


大王が戦いを有利に展開できた理由は、1778年のジェ-ムズ・クック(キャプテン・クック、1728~1779)によるハワイ発見にあった。


大王はハワイ島に上陸したクック艦隊の近代装備に驚き、イギリスから多数の銃を輸入。


軍事顧問を招いて、西洋式調練も行った。


これにより、近代化した大王軍と諸王軍の戦力には、大人と子供ほどの差がついたのである。


もし、クックがカウアイ島に上陸していたら、統一王朝を築いたのはカウムアリ王だったかもしれない。


写真は、カメハメハ大王。



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