食糧難、特に米不足を解決する切り札が、本年ついに登場した。食糧庁食料研究所が開発に成功した「人造米」である。
このお米、小麦粉やデンプンに約20%の砕米を加えて練り、米粒の大きさに固めたもの。科学技術を駆使して作った、まさに「未来の米」なのである。
というわけで、肝心の食味はというと…ま、まあ、食べて食べられなくはないが。けっこう粘り気があり。お米というよりは、小さな餅の粒を食べている感じである。それでも、不味い外米よりはマシかもしれない。
とにかく、今後この人造米が、我々の食卓を潤してくれるだろう。夢の「人造米」で食糧難解決だ!