でも
家の外では
今までと変わらず
ニコニコして優しい女の子、
勉強 まぁまぁできる
真面目でおとなしめの子
として生きてた。
高校は地域の進学校に進学し、
周りに合わせて？
制服を改造し
ウエスト詰めて、
スカート長め、
カバンはぺちゃんこにつぶし、
朝は髪をクルクルカーラーで
巻き巻きして、
それなりの
イケてる 女子高生に。
彼氏も 姉はちゃんとできてたんじゃないかな。
でも
家の中では
まだまだ カミソリのまま
近づくものは切る ！！
って感じでした。
姉が
強迫的に勉強してて、、、
たぶん 好きな人が勉強できる人だから
自分も頑張ってみよう、
くらいの軽い気持ちで
勉強してみたら
急に成績が上がってしまって
みんなに注目されて
次も頑張らないと‼️
って
頑張っていた 感じ。
わたしにも
たくさん 指導してくれたので、
わたしも姉ほどではなかったけど、
定期テスト前は
勉強の計画を立てて、
できるだけ それにしたがって
計画的に勉強するようになりました。
長年
あんたはダメ‼️
って
姉に言われ続けていたから
ちゃんとやれ‼️
とか
あんたはおかしい‼️
って 怒られたり 笑われたり
してきたから
姉よりはゆるかったと思うけど、
ちょっと強迫的に勉強した。
あと
田舎で
まわりに何もないから
暇で
やることないから
本読んだり
未来のために って 勉強してたなー
中2の時
前の席の男子から
「なんでいっつも勉強してるの？」
って
聞かれた記憶がある。
考えたことない問いで
ちょっと答えに詰まったけど、
「家がつまらないから」
って 答えて、
自分で
「そう思ってるんだなー」
って思った。
勉強して
自分で食べていけるようにならないと
この実家から出ていけない。
近所の農家の嫁になるしかない！！
そんなの いーーやーー
お母さんと同じように、好きでもない親戚に囲まれて
愚痴ばっかり言って
不満だらけで人生が終わる・・・
それだけは 避けたい！
その一心で 勉強してたかも。
まぁ その辺は高校時代の気持ちですね。
姉は高校も3年生になったころには
家を出るめどもついて
とにかく 志望大学に合格するように
真面目に勉強してた。
そこだけ
いらいらしてたけど
他はかなり落ち着いてきてたかも。
親は 姉には何を言っても
無視されたり暴言で返されるので
姉のことが怖くなってて
腫れ物に触るようなところがあったな・・・すでに。
とくに母。
ビクビクしながら言葉をさがしてた。
でも親は
どうしても
姉の希望の県外の短大には
姉を出したくなくて、
県内の近くの国立大に固執して、
姉の部屋に毎晩父親が通って
親の希望の進路にするよう説得を続けていた。
一か月くらい通っていたらしい。（母や姉の証言）
結局 姉が折れて、父の希望がとおった。
わたしは
前記事に書いたように
中学校の汚さ、けっこうストレスだったみたいだ～～
中学は 男子が男子をいじめてたり
身体が弱い女子を男子がいじめてたり
女子のグループ化でグループ間でもグループ内でも
もめごとが多かったり、
勉強などのストレスかな～
泣いたり怒ったり
空気が全体にとげとげしてて
かなりつらかった～～
女子には多少
フォローしてたけど、
微々たることしか できないなーって
思ってた。
家はまた 自分が勝手に背負ったものだけども
仕事が重かったしね。
重苦しい時期だったな。
小学校が少人数で落ち着いてたから、
中学も人数少ない学校学年だったけども
わたしには
どこを見て、何を信じて、どう動くのが正解なのか
ぜんぜんわからなくって
しんどかった。
静かで地味なタイプの友人グループに属してたけど
その中でも地味に友人同士の
嫉妬や競争意識からのめんどうごとはあったし
お互いそれぞれ誰かがいないときに
いない人の悪口、愚痴を言うのは
家と同じだったし、
友人だからと思って
わたしはこう思う、
彼女はそういう意味で言ったんじゃなくて
これこれこんな気持ちがあったんじゃない？
など
わたしの考えを言ってたら
ある日 仲良くしてたグループの子たちから
昼休みに体育館の裏に呼び出されて
手書きの手紙をもらった。
「人の悪口ばかり言って
みんな あなたのことが嫌いです」
って
書いてあった。
衝撃だったよ。
衝撃だったけど、 このことも
母には言ってない。
姉には言ったし、手紙も見せた。
（特に何も言われた記憶がないのだけれど、共感はしてくれたはず）
わたしが悪かったんだ。
わたしの言い方が悪くて
悪口言ってるように受け取られたんだ。
え？
みんな わたしのこと嫌いなの？
わたしどうする？
他の人たちのところへ行く？
（ちなみに数年後同じ様なことで妹から相談を受けたけど、
妹は結局、その子たちとは距離を置いて
別のグループに入ったようだった。本人の選択で。）
その時のわたしは
わたしが間違っていたのなら
間違っていた場所で間違いを訂正したい、
って思った。
それで たぶん 翌日には謝ったんじゃないかな。
すぐに何もなかったように
学校生活が続いていった。
わたしは まったく
みんなを嫌いとか
悪いとか
思っていなかったからねー
(でも よく考えたら 仲間の悪口を言わないで欲しい、と思っていたよね(^_^;) それが否定になるって気づいてなかった中学生の頃)
その手紙を書いた子たちのうち
3人と
20歳過ぎてもわざわざ会って遊んでたし、
今年も、連絡来たし、送った。
ずいぶん 「さゆちゃん好き好き～」って 言われたころもあった。
でも
ショックだったな～～
何年もその
歳末助け合い運動の鉛筆や消しゴムを注文する小さな紙を
小さく折りたたんで生徒手帳に入れて持っていた。
わたしは 口がきついのだろうから
口に気をつけなければ
って、自分を戒めるために。
小学校の卒業式は さみしくて泣いたけど
中学校の卒業式は
「やっと卒業できる」
「明日からここに通わなくていいんだーー」
って 辛かったことが終わる喜びで泣いた。
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