こんにちは

心屋心理カウンセラーの高田原さゆです。
 
前回
の続きです。
 
~しかたなく結婚した母 ~ 一人ぼっちを感じていた母~

 

 
実家が元庄屋で
体面にこだわっていたこと、
 
三世代同居で小姑が近くにいて
大人同士の間に
愚痴や悪口が飛び交っていたことを
話しました。
 
 
そうそう
わたしが生まれた時には
まだ 曽祖母も生きていて
大きいばあちゃん と呼んでいました。
(らしい)
 
父の父の母なので、
祖母の姑です。
 
わたしが生まれて3年後
妹が生まれて数ヶ月後に
老衰で亡くなったと聞いています。
 
この
大きいばあちゃんのお葬式が
わたしの1番古い記憶です。
 
たぶん
優しくて甘えさせてくれてた
大きいばあちゃんが死んだ
 
ってことは 3歳児、しかも下の兄妹が生まれたばかりの身に
ショックだったんだろうな、と
想像します。
 
 
 
母は 若干22才で
この古い農家の長男の嫁に入ったわけです。
 
父は24歳で結婚。
お見合いを30何回かして
すべて断られ、
 
30何回目かでやっと母が
結婚してもいいかのような返事をしたらしく、
(母は父の見かけが気に入ったらしい。
 背が高かったのが良かったらしい。)
 
それでも
しばらくして
「やっぱりやめます」
と仲人さんに言いに行ったけど、
 
仲人さんに
「もう今さら断れない」
と言われて
 
しかたなく結婚した
 
と聞かされています。
 
 
母は
父のことは好きになったけど、
農家の長男で
一人息子で
姑に大姑に大舅、
小姑婆とその一家が隣に住み、
父の妹(小姑)が2人まだ家にいて
 
当時はまだ 牛🐂も飼っていたらしい
 
そんな家に
嫁に入るのは
 
さすがに 躊躇したらしいです。
 
父の下の妹は
まだ高校生だったそう。
 
 
 
なんか、、、すごいよねー
 
 
まず そもそも
祖母が
夫の早逝後、
3人の子どもを抱えて
嫁として
姑 舅 その周りの親戚づきあいを
頑張りながら
田や畑の仕事と家事と
頑張ってたのが
すごい。
 
家事は姑がメインだったらしく
祖母はそこまでお料理や掃除は
得意ではなさそうだったけど、
 
漬物はつけてたし、(梅干し、たくあん、白菜など)
切り干し大根は毎年作ってたし、
お味噌も作っていた。
 
昔は 井戸水を汲んで
薪でカマドに火を焚きつけて
大きなお釜でご飯を炊いていたらしい。
 
お風呂も薪で焚く、五右衛門風呂だったよ。
 
わたしが 中学生になるくらいまで、
祖母はトイレの糞便を汲み取って
畑に肥料として撒いていた。
 
天秤棒を担いで、
柄杓を持って、
遠くの畑までも 通っていたなー。
 
 
わたしが生まれた頃はまだ
川に洗濯に行って
布のオムツを祖母が手洗いしてくれていたそう。
 
 
尊敬 でしかなかった。
 
(近くの海と夫婦岩)
 
 
そういう姑と同居の母は、
生家と婚家の家風の違い、
常識の違い、
 
知り合いのいない地での新生活、
田舎人の口さがない噂、
などに
 
そうとう 疲れていた感じがしていました、
 
わたしには。
 
母はまだ22歳だしね~。
 
父と母は
その辺りではいち早く購入した自動車に乗って
よく 遠くまで買い物や観光に行ってたけど、
外食も好きでね、
 
わたしは 
ガチャガチャした雰囲気より
しっとり静かな雰囲気が好きなので、
 
外出が好きでなくて、
 
両親の好みに理解がなかった。
 
 
一度 
頑として 一緒に出かけない!!
と言い張って
 
親を困らせて
1人で一日中留守番したことがあった。
 
たぶん 小学3.4年くらい。
 
時計の針がチクタク鳴る音が
大きく響いて、
 
「静かだなぁ」
 
と 感じた瞬間は記憶してるけど、
 
5時前くらいに親たちが帰って来たときは
ちょびっと安心したはず。
 
でも
わたしは 1人が けっこう 好きだった。
 
 
 
大人になって
両親がよく出かけていたのは
2人には
とても大事な時間だったんだろうなぁ、
 
と 想像できるようになった。
 
 
三世代 四世代 同居で
農家してて、
 
近所の目も うるさかったら、
 
 
ちょっとでも
別世界に行って
夫婦の時間を持たないとねー
 
 
じゃないと ますます
きつかったろうねー
 
 
そう思う。
 
 
この自分史を書いてきて
思うのが
わたしって
人の話を聞いてばかりだった感じ
ってこと。
 
 
お母さんの愚痴は
めちゃ聞きました。
 
だって
心許せる人がそばにいなくて、
 
昔は携帯電話とかなかったしね、
メールももちろんなかったしね、
 
さびしかっただろうし、
気持ちを出せる場所がなかったんだろうね~~娘しか。
 
 
 
今日もほとんど進まなかったけど、
また書きますね~
 
 
つぎこそ
自分のことを書くぞ~~

 

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