妻の告別式が終わり、
少し休んでから、
いろんな手続きを。
以前の職場仲間から連絡が来たり、
妻のお友達から連絡が来たり、
そんな毎日を過ごしています。
今は、妻のことを忘れることが、
薬になっている。
それでも、
思い出してしまう…。
ただいまと帰っても、
「旦那さん、おかえり~」
と、返っては来ない。
いつものアイコンタクトを、
遺影にしたところで、
勿論、返っては来ない。
見る度に悲しくなるので、
妻の枕はクローゼットにしまいました…。
今日は、
妻の好きなものを供えようと、
アピタに行ったけどまだ早かったみたい…。
妻がいなくなった現実から、
涙がまた溢れてきます。
今まで、息子の遺影に、
手を合わせたことがあまりありません。
妻の闘病で悲しむ暇もなく、
まだ現実に出来なかったんだと思います。
2人ともいなくなってしまった今は、
合わせるしかありません。
「旦那さん、今日もありがとう。
〇〇くん(息子)も、ありがとう。
おやすみ~」
毎日眠りにつく前、
妻が必ずかけてくれた言葉。
…嫁さん、〇〇、今日もありがとう。
もう少し落ち着いたら、
闘病生活の最期を綴ろうと思います。
最後に、
妻の後輩が、
こんな言葉をくれました。
「倶会一処(くえいっしょ)」
「ともに、また1つのところで会う」
という意味らしいです。
あと40年後位には、
少なくとも再会出来る。
別れを悲しむばかりで、
そんなこと思いもしなかったです。
だったら、その時に、
いろんな話ができるように、
今を精一杯生きなければいけない。
妻の旅立ちから、
妻の親友とも繋がりました。
これもきっと縁。
僕と同じように、
前へ進めずにいる人も他にいる。
今は自分の事で精一杯だけれど、
妻が大切にしていた人を、
僕も、
大切にしたいと思います。