令和元年度 習志野市危機管理講演会

日時:令和2年2月15日

場所:プラッツ習志野 市民ホール

講師:佐藤 一男 氏(防災プロデューサー、防災士)

感想

佐藤 一男 氏は東日本大震災で避難所運営と仮設住宅の自治会長を経験された方なので、

生々しい避難所の現実の話を伺うことができました。

 

避難所と言う建物は無い : 避難者自身が環境の改善を行う必要性

・バリアフリー化、プライバシーの確保

・毎日の大量の食事手配と食材管理

・生活に手を貸す必要がある人への配慮

 

個別に避難する場所を決める

・すべての災害に対応する避難場所は少ない

・逃げる道順は状況により異なる

・住民すべてが入れる避難所は無い、優先すべきは帰れない人

 

個別に備蓄品を備えよう

・家族構成によって必要なものが異なる

・支え合いと譲り合いが環境を決める

・早い者勝ちではない、奪い合えば足りない分け合えば余る

・避難所の備蓄品や支援物資は避難所だけの物ではない、自宅避難・知人宅避難者もいる

 

普段から備えるもの

・毎日飲んでいる薬とお薬手帳、家具の固定、歯の定期検診(歯が痛くても救急車を呼べない)

 おむつやミルクは避難所に備蓄は無い

・アルコール除菌シート

 

予告される災害は対処できる。

地震は突然やって来るが、台風や大雨は予想できる・・・十分準備ができる!

 

特に気になった事を書き残しました。

 

追記

避難所は体育館を使用することが多い。

天井が高く乾燥しやすいので、感染症予防の面でも寝る時はマスクを着けると良い。

今、マスクが手に入らないしな~ いびき防止の面でも口閉じテープが良いと思う。

寝てる間に無くならないし!入手可能で習慣化すると良いと思います。