すごいスピードで成長しています。
あっという間に平仮名を覚えて、カルタや神経衰弱も本気でやっても勝てないぐらい
強くなって、子どもってすごいなあなんて呑気に思っていると、今年に入って2ヶ月で
身長が3センチも伸びていて、もっと驚かされました。


先日、とこはん、僕、理恵ちゃんと立て続けにインフルエンザになったときのこと、
僕は病み上がり、理恵ちゃんが寝込んでいるときに、いつもよりとこはんが言うことを
聞いてくれないことがありました。
そのときは余裕がなくて「こんなときはもうちょっと大人しくしてー。」と思いましたが、
今になってみると、それが子どもにとっては当たり前の行動だったんだと気がしています。
僕らに余裕がないときほど、手がかかるように行動する。大人だったら手がかからないように
遠慮すると思います。でも子どもは、そんなときほどかまってもらおうと、ここにいる
ことを必死でアピールします。それはきっと、そうしないと、僕らが忘れてしまうからです。
ついつい都合が良いときだけ子どもをかまうようになる。それが分かっているんだと、
そんなことを思いました。


とこはんと一緒にいると、「子どもは分かってない」なんて高をくくることは、
もうさすがにありませんが、こっちが思っているよりもっと分かっていて、だからこそ
必死でど真ん中の直球を投げてくるんだと気づかされました。


何はともあれ3人とも元気になりました。
季節も少しずつ春めいたものが濃くなってきたように感じます。
春の穏やかな光のように、心には常に余裕を持っておきたいと反省する今日この頃でした。



おしまい