マルコス・マイダナの近況…「日本からのオファー」、他ニュース! | Go↑kunの海外ボクシング記♪

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ボクシング…勝者と敗者のあまりにクッキリとしたコントラスト…。魅力的な選手達のバックグラウンド、ボクシングビジネスの側面、プロモーター達の思惑、選手の声、あまり入ってこない海外ボクシング情報を書きたいと思います!宜しくお願い致します!

こんばんは~。

アミール・カーンとの激闘を繰り広げ、敗れはしたものの、
評価は決して下がることはなかったアルゼンチンのハードヒッター、マイダナ。

現在は地元アルゼンチンのサンタフェで休暇中の様ですね^^
きっとご家族でBBQをして、釣りでも楽しんでるのかな…。その様子とか見たいですよね(笑)
敗北からまだ10日程度ですが、来年のタイトル奪回を心に誓っている様であります。

マイダナ:
『今は暫く家族と一緒に休むつもりだよ。バッテリーを充電しないといけないからね。そして2011年に俺は全てをかけて一刻も早く世界チャンピオンになるつもりさ。負けてしまったから本当に落ち込んだんだけど…アルゼンチンの試合を観てくれた人達が、口を揃えて良いパフォーマンスだったと言ってくれたんだ。』

良い試合でしたよ!マイダナさん!
気になるのは復帰時期ですよね…。それに関してアドバイザーのセバスチャンさんが、
気になる発言をしている様です。

何でも…復帰時期は3月末か4月、アメリカ、日本、ドイツ、そしてアルゼンチンから、
復帰戦のオファーがあるとか…。

日本!?!?!?!?何かの間違いかとは思うけど、マイダナ来日なんてことになったら、
興奮しますよね(笑)

プロモートするGBPはマイダナにとって一番良いオファーを来週にも検討をするとか。
気になるなぁ…。


続いてはバンタム級トーナメントで、大物、ダルチニアンを下したメキシカンホープ、
アブネール・マレス。男前だし、最近結構好きです!

マレス:
『この勝利は僕のキャリア、いや人生で最高の出来事だ。この試合で僕の名前ももっと認知されるだろうしね。本当に集中していたんだ。最初にダウンを奪われた時、頭に浮かんだのが、パッキャオvsマルケスIだったんだよ。マルケスの闘志が脳裏を過ったんだ。初回にカットしたのも気になった。そこから1Rずつしっかり取っていかなくてはならないと思ったよ。カギを握っていたのはボディ打ちだったね。下を打って彼をスローダウンさせることが出来た。レフェリーに何度かローブローを注意されたけど、ボディ狙いは間違っていなかったと思う。ダルチニアンもローブローで僕が減点された後は、もう打ってこないと思っていただろうね。ダルチニアンがアウトボクシングをしてきたのが一番驚いた。もっとプレッシャーをかけてくると思っていたからね。僕がもっとアウトボクシングに付き合っていたら全然違った展開になったかも知れないけど、僕達の作戦はとにかく彼をいじめて苦しめることだったんだ。 試合が終わった時、コーナーで神に祈ったんだ。前の試合の様なことが起きないでくれってね。少なくとも2人のジャッジが支持してくれれば良かったんだ。 次はアグベコだね。ヨニー・ペレスとは友人だけど、彼も僕も試合はビジネスだって割り切っている。彼とは又戦いたいよ。でも次はアグベコと僕の戦いだ。アグベコの勝利にケチを付けるつもりはないけど、あの夜のヨニーは調子が悪そうだったね。ヨニーはもう長いことコロンビアに戻っていないし、家族とも長く離れすぎている。ちょっと可哀想だよ。アグベコ戦はタフな試合になると思う。彼はタフなファイターで手数も多い。良い試合になると思うよ。僕も最高のコンディションで臨む必要があるね。コンディション作りはチームでの共同作業になる。エスピノサボクシングクラブにいれば、僕は試合に集中出来るんだ。周りのことは全てチームが面倒を見てくれるからね。僕もアグベコも年内はゆっくり休むと思う。年が明けてから、試合に集中していくよ。僕がトーナメントを制覇して初の世界タイトルを獲る為にね。 』

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マレス、かっちょいい!マルコ・アントニオ・バレラみたいになって欲しいなぁ。

マレスvsダルチニアンFULLFIGHTです!


次は…B-HOPとの対戦を辛うじて引き分けでかわした、WBC世界L.ヘビー級王者の、
ジャン・パスカル。インタビューです。

Q:
『ハロー、ジャン。少し落ち着いてきたと思いますので、バーナード・ホプキンス戦について語って下さいますか?』

パスカル:
『ケベックの素晴らしいサポーターと一緒に良い夜を過ごせたよ。本当にたくさんの人達が応援してくれた。彼らは110%、俺をサポートしてくれたんだ。本当に感動したよ。良い試合だったと思う。ホプキンスは試合をつまらなく、分かりにくくさせるボクサーとして有名だけど、彼が行った試合で初めてエキサイティングな試合になったんじゃないかな。正直、俺が勝っていたと思う。競っていたラウンドも多かったと思うけど、そういうラウンドはチャンピオンにポイントが付くんだ。勝利に値する試合だったと感じたけど、ジャッジはそう見なかったみたいだね。まぁ終わったことだ。俺はよりハードに練習をして次の試合ではより完全な勝利を目指すよ。』

Q:
『バーナード・ホプキンスのボクシングで、特別驚いたことはありましたか?』

パスカル:
『特にはなかったけど、彼の調整能力には驚いたね。彼は俺のスタイルに合わせて試合中に調整していた。チャド・ドーソンにはそれが出来なかったんだ。俺のスタイルとパフォーマンスに応じて対処出来なかったからね。ホプキンスは5Rか6R経過した頃には、調整出来ていたよ。だから難しい試合になったし、結果ドローになったと思う。』

Q:
『GBPが判定に不服だというコメントを出していますが、どう思いますか?』

パスカル:
『出たって感じだよ。狂信的愛国主義さ。彼らの中では彼らがベストなんだろうけど、そう全てが上手くいかないのが人生だ。彼らは何とかしたかったんだろうね。ラジオのインタビューとかでも、アメリカ人記者が怒鳴っていたよ。でももし判定に間違いがあったとすれば、被害者は俺の方だ。俺の地元なのにね。接戦だったことは確かだけど、ホプキンスに支配され続けてたわけじゃないしね。言った様に、微妙なラウンドはチャンピオンに付くものなのにね。』

Q:
『GBPとホプキンスは再戦を要求していますね。計約上、再戦は義務付けられていませんが、WBCも指示する可能性がありそうですが…。

パスカル:
『彼らは長いこと待つ必要はないよ。俺は自分の方が優れいてることを証明する為に、リマッチを望んでいるんだからね。ジャッジの判定が間違いだったことを見せてやるさ。』

Q:
『再戦をアメリカでやるつもりはありますか?』

パスカル:
『問題ないよ。ホプキンスが俺と同じ様に16.600人もの大観衆を集められる場所であればね。まぁ彼にそれだけの人気があるとは思えないけど。』

Q:
『本来であれば、貴方の次戦はチャド・ドーソンになるはずです。計約上はそうですよね?

パスカル:
『そうだ。ドーソンとの再戦のはずだよ。ホプキンス戦はその後でも良いかも知れないね。とにかく今は家族とゆっくりしたい。もしドーソンになればそれで良いし、ホプキンスになるなら、エキサイティングだよ。』

Q:
『ジャン、試合直後なのに全然傷がありませんね。』

パスカル:
『勿論だ。何発かはパンチを貰ったけど、怪我は何もない。だから1月の第二週からトレーニングを開始出来る予定だよ。』

以上

パスカルvsホプキンス①


パスカルvsホプキンス②


パスカルvsホプキンス③


パスカルvsホプキンス④



続いては、ウィリアムスを衝撃KOで下し、35歳にして旬を迎えた伊達男、
セルヒオ・マルティネスの話題。パッキャオとの対戦も取り沙汰されておりましたが、
さすがに話はなくなった様ですね。対戦相手探しが難航しているのかなぁ…。
日程は3月12日、場所はニューヨークのマジソンスクエアガーデンで決定しているみたいですが…。

ルー・ディベラ(マルティネスのプロモーター):
『対戦相手候補は3人だよ。セバスチャン・ズビック、セルゲイ・ジンジルク、そしてアンディ・リー。最終的にはHBOが対戦相手を決めることになるだろう。マジソンスクエアガーデンに対しては3月12日にマルティネスの試合をするという約束をしている。後数日でHBOと正式に対戦相手を決めて契約になるだろう。』

テレビ局の間でも、マルティネスの争奪戦が水面下で行われている様です。
どうやら2つの局がHBOからマルティネスを奪おうとしているとか…。
しかも1つは新たにボクシング業界に乗り込むつもりの様ですが…。

ディベラ:
『それについてはコメント出来ない。今はHBOと契約が出来ると信じているよ。』

さすが、旬の男、マルティネスですねぇ!
それにしても…マルティネスvsジンジルク!これはレベル高い技術戦が期待出来るのでは!


次は、アミール・カーンに唯一勝利した、ブレイディス・プレスコットの話。
マイダナ戦後にプレスコットが噛み付いたんでしたっけね^^
本当に過去を消したいなら、俺を倒すしかないんじゃないか…みたいなことを言ってましたっけ。
カーンは、よりビッグマッチを選びたいし、あの頃とは違うと。
今やったら3Rで終わっちゃうからなぁ…とプレスコットにあまり興味がないことを明かしてました。
これで引き下がるプレスコットではないですね。

ブレイディス・プレスコット:
『俺を3Rで簡単に倒せるって笑ってたって?本当に笑ってるのは、ボクシングファン達だよ。しかもお前にな。そうやって俺から逃げてるお前を笑ってんだ。俺が怖いから笑ってごまかしてサインをしないつもりだろう?本当の王者ってのは口で色々言うもんじゃない。リング上で戦うもんだ。俺が奴をKOしたことは皆が知っているし、俺との一戦がある限り皆もどこかカーンの強さを信用出来なくなるんだ。信用を取り戻すには俺と又戦うしかないだろうね。最近では英国出身で偉大な世界王者といえば、レノックス・ルイスがいただろう?彼はオリバー・マッコール、そしてハシム・ラクマン戦に敗れたけど、しっかりリマッチでリベンジしているじゃないか!だからこをルイスは偉大な王者なんだ。まぁ…奴はレノックス・ルイスとは違って、俺には絶対に勝てないけどな。』

ちなみにプレスコット…。23勝19KO2敗。カーンをぶっ倒した後、実は3勝2敗なんですよね^^
ミゲール・バスケスにスプリット、ケビン・ミッチェルにはユナニマスの大差で負けてます。
そういえば…バレロ戦なんかも噂されてましたよねぇ…。あぁ…バレロ…。
でもプレスコットはアマ時代に、あのアルゼンチンの強打者、マティセをストップしたこともあり、
昔から実力はあったんですよねぇ…。カーン戦の左は凄まじかったもんな…。



GBPの代表、オスカー・デラ・ホーヤが、プレスコットとの再戦について、
可能性があると発言してましたが、CEOのリチャード・シェーファーさんは別の意見を
持っている様です^^

シェーファー:
『カーンの顎が弱いとか何だか…そんな噂はもう消え去ったよ。アミールは前回の試合で全てを証明して見せた。顎が弱いどころか、凄く強い方だろう。マイダナが放った爆弾の様なパンチに耐えたんだ。もし、年間最高鉄の顎アワードでもあれば、カーンが選ばれるだろう。ブレイディス・プレスコットと戦う必要はないね。ここまで来て後戻りする必要なんてないさ。より大きな試合、良い試合に向けて前進するべきだよ。カーンは英国で素晴らしい試合を、そして米国でメガマッチをしたいと望んでいる。メガファイトはブラッドリーvsアレキサンダーの勝者になるかも知れないね。』

やっぱりな^^英国での次戦は多分、オルティスと引き分け、ブラッドリーに判定負けの、
レイモント・ピーターソンになりそうですね。そしてその後に、ティミーvsアレキの
勝者かな。

では、又~。チャオ♪♪♪