こんにちは!
タイトルの順番が変わったことにお気づきでしょうか??
今までは「女子サッカーワールドカップ」を前に出していたのですが、
後ろにもってきました。
なんせ何についての記事なのかが一目でわかりにくかった。
壮行会に参加したことは全く触れず今日の記事にいきましょう!(笑)
さて、今日は
なぜ放映予定が決まっていないのか
について書いていこうと思います。
主な理由は一つ。
女子サッカーの市場価値に対して放映権料が高い!
ということです。
今回の記事では後半の「放映権料が高い」に焦点を当て、
次回の記事で前半の「女子サッカーの市場価値」に焦点を当てようと思います。
両方まとめて書くつもりでしたが、超絶長くなりそうなので分けます(;^_^A
本題の前に放映権料とは?という質問に答えます。
テレビ局などメディアがサッカーの試合を放映したい場合、
メディア側が主催者側(提供側)へ放映権料を支払わなければなりません。
簡単に言うと
メディアが試合映像(中継)というコンテンツを買うために支払うお金が放映権料
ということですね。
この放映権料は両者で話し合いなどを行い決定します。
そうして買い上げられた試合映像がTV番組として私たちのもとへ届くのです。
さて、その放映権料が今大会においてどのくらい高いか、その交渉などについて、管理人が知る由もありませんが、
国際サッカー連盟(FIFA)の会長は次のように述べています。
すみません(-_-;)和訳引用ですm(__)m
(世界各国のTV局は)男子W杯では1億ドルから2億ドル(約137億円~274億円)は払うと言ってくるのに、
女子W杯では100~1000万ドル(約1億円から14億円)しか、提示をしてこない。
これこそ、おかしいと思いませんか?女子W杯のレジェンドや世界中の全ての女性に対する平手打ちだ!
これまで、男女で選手を取り巻く環境が大きく異なってきました。
もちろん今も大きく違います。
そこで、FIFAは男女格差の是正に乗り出し、
今大会では男子2022年大会と同様の待遇を約束するとしています。
出場チーム(協会)への賞金を引き上げ、はじめて選手個人にも賞金を支払うとしました。
そのために放映権料を上げることは妥当だとしています。
※本当に純粋に女子サッカーの地位向上に向けて取り組んでいるのか、
男子サッカー市場がある程度成熟したため、新しい市場を女子サッカーに求めている(押し付けている)かは不明ですが。
さて、ここからは
賞金についてどのような変化が起きているのか
を見てみましょう!
過去2大会と今大会の賞金を比べていきます。
まず、優勝チームの賞金は、4百万ドル(2019)から 4.29百万ドル(2023)
日本円(カッコ内はその時代の為替レート)にすると
約4.4億円(110 jpy/usd)から 約6億円(140 jpy/usd)へ増えています。
FIFAは出場チーム(協会)(左表)や出場選手(右表)にその到達度によって賞金を支払います。
前述の通り、今大会は初めて選手への配分金が支払われることになりました。
支払う賞金の総額は
1.5千万ドル(2015)→3千万ドル(2019)→1憶1千万ドル(2023)
その時代の日本円(カッコ内はその時代の為替レート)にすると
約18億円(120 jpy/usd)→ 約33億円(110 jpy/usd)→ 約154億円(140 jpy/usd)
というように、高騰しているのです。
※注意!!
2015・2019年大会はそれぞれ出場チーム数が24チームでしたが、
今大会から出場チーム数が32チームに増えています。
参考文献:FOX Sports;CNBC;FIFA;朝日新聞デジタル
一方で、男子の賞金についても、その総額は2022年大会で史上最多となりました。
日刊スポーツによると
賞金総額は4億4000万ドル(約616億円)※女子の4倍(ドル)
優勝国は4200万ドル(約58億8000万円)※女子の10倍(ドル)
準優勝国が3000万ドル(42億円)、3位が2700万ドル(37億8000万円)、4位が2500万ドル(35億円)
というようになっているそうです。
ワールドカップ直前にもまだまだ決まらない日本での放映予定...
そのワケは高騰した放映権料にあるようです。
女子サッカーの地位向上のために、選手たちへの賞金のために、
たくさんの資金が必要です。
FIFA+という無料ストリーミングサービスでは全試合中継されるようですが、
さて、どうなることか...。
後味の悪い締めになってしまいますが、
今日も一日頑張っていきましょう!
Have a nice ady!!