こんばんわ。
最近のバレンシアは、夏の猛暑も落ち着き、秋の訪れを感じさせる風が吹いています。
2週間前と比べると本当に涼しくなったなぁ。
寝苦しくないし、汗もあまりかかなくなりました。
本日は、我らがMislata U.F.のリーグ戦の開幕!
と思っていたのですが、京のこの試合からプレシーズンマッチだったらしく拍子抜け。
まぁこの事実は後から知ったことなので、試合中は出来の悪さにがっくりしていました。
今日の相手は、リーグ戦でも戦うCD Torrente。
何度かブログにも名前が出ているかと思います。それなりに強いチーム。
相手の監督のダビは、うちの監督のファンカルロスの元チームメイト。
昔は切磋琢磨して、競い合っていたそうです。
さて、試合の方はと言うと....
0-6で惨敗。この結果はちょっと予想外過ぎて愕然としました。
原因は、たくさんありました。
主に、新加入選手と昨年からの選手にまだ連動性がないことが一番の敗因でしょう。
さらには、今季からは8人制のサッカーとなり、コートが広かったり、
味方の数が増えたりで選手も監督も困惑気味。(昨年は、7人制。)
スタートは、2-4-1の超攻撃型であったのに対し、
失点が続くと中盤を省く3-1-3でさらに攻撃に特化させようと試みたのですが失敗。
これがプレシーズンでよかった。
ボロ負けして、問題を確認できたのは収穫です。
アレハンドロ・パストール(FW)なんて、
「ヤマ、心配するな。これ以下の試合を見せることはもうないだろうから。」なんて言いやがるし笑
頼もしいねー。メンタルが強いのは子供の時からみたいですね。
ともあれ、今後にも期待です。
その他の原因。
・金髪右サイドのルベンが休みであったため交代が二人だけ。
・期待のイスラエルが具合悪くなった。
・ジオバニが右足を踏まれて負傷、試合に戻るも腹痛でまた離脱。
・ダビが顔面強打で、鼻血まみれに。
イスラエルの体調不良が一番厳しかったかもな。
その影響でただでさえ交代が二人しか出来ないのに、既に一人離脱。
相次いで離脱するジオバニとダビ.....
こうも準備出来てないと呆れてくるわ笑
そして、今日の試合で一つ興味深いことが。
先日のバルサ戦で僕が感じていた温度差という点に関して監督と選手間で少々ありましたので紹介します。
今日の試合では、前述通り交代が2名しか出来ない状態。
さらに、イスラエルが体調不良で-1。
そんな状況でダビやジオバニも相次いで負傷し、一層厳しい状況に。
最終的に二人とも試合に戻って必死にプレーをしてくれましたが、ベンチに座っていた僕の仕事が終わることはなく....
そんな中、試合中にイバン(お調子者の左サイドの選手。)が監督に一言。
「もう無理だから交代させてくれ。」
僕はこの時、ダビの鼻にティッシュを詰めていました。
「この状況を見て交代をお願いするとはなぁ...」と思っていた矢先に監督が激怒。
前半終了とともにイバンは監督に酷い叱責を食らっていました。
その時の言葉がこちら。
「イバン。お前は、何故交代を要求したんだ?試合の中で一番動いていたのは誰だ?鼻血を出しても必死で戦っていたダビだぞ?そんなあいつの姿を見て何も思わなかったのか?今日の試合、イレギュラーが多くなったことでかなり苦戦を強いられているが、お前たちに一番足りないのは技術や戦術じゃなくて勝ちたいと思う心だ!」
かなり辛辣な言葉ですね。
しかし、これは精神論を主張して言っているわけではありません。
普段からイバンにはサボリ癖がありましたし、すぐに弱音を吐く面がありました。
そう言った面で彼には必要だと感じたからこその発言です。
言葉による鼓舞で、彼が考えを改めれば、よし。
さらに味方が気付いて、自分たちも必死になったり、彼をフォローすれば尚よし。
試合が終わった後でこのように監督が教えてくれました。
何が正しいのかは、わかりません。
ですが、その時に状況に応じて臨機応変に対応をすることを確認できた気はします。
まぁ何はともあれプレシーズンでよかったなぁ笑
ということです。
それでは、また!おやすみなさい。