イケメン ルネッサンス  | Quiet Woods

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心地よいミニマリスト


アメリカから叫ぶグローバルアジアン


日本の経済復興を支えるものは何か。私は「女性の黄色い声」だと思う。といっても、フェミニスト活動のことを言っているのではない。日本で今起こっている韓流、華流イケメンブームのことをいっているのだ。黄色い声を放つのは、ティーンエージャーの女の子ではなく、家庭を持つ、仕事を持つ、子供や孫がいるいわゆるおばさんである。かくいう私も最近「黄色い声」の仲間入りをした。日本は現在、まだ男性独占のビジネス社会は、哀愁好きの気質もあいまって、国民全員暗~い、落ち込んだムードから抜け出せないようだ。一方、日本女性はその長所である「勤勉」「真面目な」「好奇心」「粘り強さ」「追求心」を韓流、華流イケメン追求にフルに生かしている。日本女性の美徳である「内助の功」の現代版は、日本のエンターテイメント界にまだ知られていない韓流、華流タレントの草の根のプロモートに生かされているのだ。私自身、イケメンファンのブログサイトを通して知り合った、個人的には面識のない他のファンと、バーチャルに韓流、華流タレントに関する意見や情報を交換したり、作品批評をし合ったりする楽しさにハマってしまった。PCをウイルスに侵されてしまうというリスクを冒してまで、さらには全然読めない中国語でも、果敢に中国のウエッブサイトへ入って華流タレントの最新情報を収集し、翻訳して他のファンと情報をシェアしたりとか。このイケメンブームは、韓国とはすでに、経済効果、文化交流、外交貢献にまでも発展した実績がある。現在、そのアンテナを猛スピードで台湾、中国にも伸ばしている。ただ単に韓国、中国、台湾の映画、テレビ番組、歌などを楽しむばかりではなく、作品を通して言語やその文化を学習したり、ロケ地へ旅行したり、住みついてしまったりとその愛の行動力はすごい。しかも韓流、華流ドラマや歌の韓国語、中国語をお茶の間で自然に耳にしながら育った子供達は、自然にバイリンガルになる可能性があり、子供達の価値観形成には母親の影響大だから、将来を担う後世へのインパクトは大きい。