クレジットカードに引き続き、今日は保険を決めました。
保険に関しては、アメリカ留学の時の経験があるので、比較的簡単に決められました。

とりあえず、私の今回のプライオリティーは、1)キャッシュレスで治療を受けられること。 2)コストが安いこと。この2点に絞りました。

10年前アメリカに留学したときは、旅行代理店の方のお勧めのまま某カタカナ3文字の大手に決めたのですが、実際にアメリカに行ってみて、あまりにも使い勝手が悪いので、オレゴ大学のヘルスセンターが提供する保険に変えました。

私が使い勝手が悪いと思った理由は、キャッシュレスで治療が得られないこと。
また、保険金申請の書類の作成が異様に面倒なこと。

ちょっとした金額だと、あまりの書類の作成の手間が見合わないので、請求しなかったことも。(10年も前のことなので、もしかしたら今は変わっているかも?)

そんな中、オレゴン大学の友人が入っていた住友海上(1997年当時)の保険サービスはすごかった。友人は膀胱炎を患ったのだが、その治療プロセスがとてもスムーズだったのです。

  1)「おや~、調子がおかしい」と思った友人は、保険会社ドクターが24時間対応してくれるサービスに電話し、症状を説明し、相談。

  2)ドクターは、電話で友人の症状から膀胱炎と推察されるので、今すぐ病院に行く事を勧めてくれる。

  3)海外でどの病院が良いのかわからないのを察して、友人の現在地を聞いて、その場所から、一番近い病院を紹介してくれる。

  4)なんとそのドクターは、友人が病院へ移動中に、症状を英語で要約して、病院にFAXを入れてくれていた。

  5)友人が病院に着くと、病院はすでにFAXを受け取っていたので、検査の準備が既に整えられてあり、まったく待つこともなく、治療を受けられたそうです。もちろん英語で症状を説明する必要も無く。

(*ちなみにアメリカでは、予約無しの場合は重病人でない限り、とても待たされます。)

  6)支払いはもちろん、面倒なペーパーワークも無く、キャッシュレスで。

これぞ、パーフェクトな顧客サービスだと思いませんか?

留学生のニーズを全て理解し、期待以上のサービスを提供する。この話を聞いて私は感動しました。

私もマーケッターとして、これだけ顧客のことを理解したサービズもしくは商品を提供できるようになりたいと、思うのでありました。