こんにちは!^^
カーエアコンコンプレッサー専業のジー・ローバルです。
大阪府自動車電装品整備商工組合加盟店です。
エアコンシーズンはほぼ終了ですが、これからはリアにエンジン載せている
車両のエアコンシーズンになりそうです。
それでは今日のお題です。アメリカからの報告です。
1998年 シボレー C1500 のエアコン症状。
A/Cコンプレッサーはロック(ご臨終です)のため下記部品をフル交換。
交換部品:A/Cコンプレッサー、アキュムレーター、オリフィスチューブ、コンデンサー
規定量ガスチャージしてエアコンオン。
ところが高圧が28KG/CM2超えで上昇。
高圧スイッチが作動してマグネットクラッチはオンオフを頻繁に繰りかえす。
故に、部品販売会社に連絡して交換部品まるごと代替品のリクエスト。
再び同じメニューで装着、しかし症状変わらず。
さてさて何が原因でしょうか?
下の写真2枚に違いがあります。
①
②
①か②どちらが正しい取り付けでしょうか?
赤色はA/Cコンプレッサーが吐出したばかりの高圧ガスです。(イン側)
緑はコンデンサーを通過したガスです。(アウト側)
答えは ・・・・👇
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①です。
正しい図面です。
上の配管がイン側、下がアウト側です。アウト側にオリフィスチューブが入ります。
なぜこんなことが。。実はイン、アウトも同じ配管サイズのため装着は可能になります。
しかし、オリフィスチューブの位置は固定していますので、逆さまに装着すると
イン側にオリフィスチューブが来てしまい、オリフィスチューブの向きが逆になり、
詰まってしまいますので高圧が上昇します。
こんな珍事は聞いたことないのですが、アメリカで記事になるくらいなので
きっと多いんでしょうね。
念のためご注意を。