毎度ですっ!^^
カーエアコンコンプレッサーのジー・ローバルです。
アメリカの大統領選挙どんな結末を迎えるのでしょうか?
為替含めて気になるところです。
では今日のお題です。アメリカつながりです。
アメ車のリアエアコンについているエキスパンションバルブについて。
アストロ、タホ、サバーバン、エクスプレス、エコノラインなどは
リアにもエアコン吹き出し口があり、エバポレーターとエキスパンションバルブが搭載です。
特にGM系ではフロントはオリフィスチューブ、リアはエキスパンションバルブ
フロントもリアもオリフィスチューブはダメなんでしょうか?
エアコンシステム上、2のエバポレーターがある場合エアコン機能が正しく働くために
実はリアのエキスパンションバルブはある機能が備わっています。
A/Cコンプレッサーから吐出された赤のラインではフロントとリアにもガスが流れて行きます。
各エバポレーターの働きでガスの流れが衝突する場合があります、この衝突を回避するために
リアのエキスパンションバルブはリアエアコンを使用していない時でも、
微量ですが内部でガスが流れるように調節しています。
この機能がバイパスになるので上記のリアのエキスパンションバルブには”バイパス”と示しています。
このバイパス機能を有するエキスパンションバルブが推奨される車両はフロントからリアまで長い配管を使用し、
その配管は車両下部に設置している車両になりますので、まさにアメ車です。
見た目が似ているエキスパンションバルブですが、各機能が異なりますので、車両にあったものをご使用下さい。
次回はドイツ車のリア用エキスパンションバルブ掲載予定です。