透明水彩は、一気に描くことの面白さがあります。

もちろん他の画材でも同じことは言えると思いますが、水彩の性格を考えると、最も向いている材料ではないでしょうか。

今回も、少し速く描くことを意識した作品をご紹介してみます。

 

これは、以前行った中国の老街で描いたものです。

一部以外は、ほとんど描いていません。

(この時は、軽くあたりを付けています)

こちらは銀座の裏通りの風景です。

こういった風景は、描いていてとても楽しいものです。

これも最初から筆で描き始めています。

途中、狂っているとか滲んでしまった、といった心配は全くせずに、一気に描くところに爽快感があり、とても楽しいものなのです。

もちろん「これはダメだ!」というものは出ますが、それはその時のこと…。

次に挑戦すれば、よいではありませんか。