スケッチの際、どのようなカメラを使用しているでしょうか。

スマホやタブレットで撮る方も多いと思います。

特に最近は、人気作家のアルバロカスタネット氏なども、タブレットを見ながら描いている映像をよく見ます。

ただ、私はやはりコンパクトカメラが一番しっくりきます。

手になじみやすく、瞬時に取り出して撮影でき、安定した映像を捉えることが出来るからです。

スマホは、常時携帯しているので便利ですが、ホールド感の良いものが無く、非常に撮りにくいのが欠点です。

 

現在使用しているカメラをご紹介してみます。

これらのコンパクトカメラが一番だと思いますが、中でも写真中央のソニーのサイバーショットDSC-WX220は圧倒的な使い易さがあります。

これ以外のコンパクトカメラは、撮影した映像の画像が不満だったり、モニターが暗かったり、重量がしっくりしなかったりと、少しずつ難があるのです。

このソニーのカメラの使用感は抜群です。

サイズも掌にスッポリと収まり、ポケットにも楽に入り、スイッチを押すとすぐ立ち上がって撮影ができ、安定感も良い。

ただ、長期の使用で周辺はすり減りボロボロになっているため買い換えたいのですが、現在は製造中止で入手できません。

止む無く、写真のようにガムテープで止めて使用しているのが現状です。

このカメラで、海外スケッチなどでも沢山の国を一緒に巡っています。

この後に出ているコンパクトカメラは、性能は飛躍的に向上しているのですが、絵描きにとって無用の長物でもあり、重かったりということで使いたいとは思いません。

なんとか復活してもらえないものかと思います。

 

これまでも、キヤノンやペンタックスなどの他、デジカメが出始めてからもカシオ、リコー、パナソニック、ソニーなど10台ほどは使用しているでしょうか。

下図のリコーのカメラも単三電池で動くカメラで、一時便利に使っていました。

他には、少ししっかり撮影したいときに使用しているカメラもあります。

それでも、最終的には、先のソニーのコンパクトカメラに戻るのです。

画像の綺麗さも満足しているこのカメラの復活を祈るばかりです。

 

いろいろ書きましたが、結局は使う人の目的によって使い分けるのが良いのでしょう。スマホやタブレットでもその人の使い方によっては、一番良いということかもしれません。

写真は、過去の楽しかった印象も思い出させてくれる貴重な手段です。

コロナの時代にも、このおかげで、昔行った海外スケッチの際に取材した素材を、いろいろ活用することが出来たことはよかったと思いました。