以前から水彩の魅力は、そのスピード感にあると感じています。
きれいな水彩より、勢いのある水彩。
正確より、面白味のある水彩。
自分しか描けない味のある水彩。
具象から半抽象へ…。
などと勝手に考えながら挑戦を続けています。
そこで、今日はF6の作品を20分以内で描くことに挑戦してみます。
ただ、単に乱暴になるだけで終わることだけは避けたいところです。
東大寺の二月堂をテーマにしてみます。
(ホワイトワトソン F6)
時間の節約のため、下描きは一切なしの直描きです。
時間を計ってみました。11時43分頃から…。
12時2分完成…。
約19分ほど。 20分以内では完了したようです。
東大寺(奈良)二月堂の定番のアングルです。
スピードを上げ、一気に描いていくことで何か発見できるかの試みとして、
何とか描き上げましたが、まだ勢いが不十分な感じです。。
これは以前にも書いたことがありますが、学生時代の山中湖合宿の際、1時間に何枚富士山を描けるかを競ったことがあり、その結果30枚近く描いた中に数枚の面白い作品が出来た経験があったからです。
終わった後、へとへとになりましたが、1時間集中して描いたこの経験は、今でも忘れられません。
この試みは、もうしばらく続けてみたいと考えています。
何か新しい発見があると良いのですが……。


