見たらいかん物を見てしまって…
なんか…ガーン…
私の母は、私に起きたことを自分のことのように喜んだり悲しんだりする人だった。
今は一緒に暮らしてないからか落ち着いているけども。
もちろん喜んでくれるときは、私も喜びが倍増して、とてもとても嬉しかった。
けど、悲しんでいるときは、困った。
私が決めたことを認めることが出来ず、勝手に暴走。
その暴走は、それはそれはウザかったし腹が立ったし許せなかった。
理解して欲しくて何度も説明したけれど、暴走しているとは気付いてもらえなかった。
これは私の人生であってお母さんのでは無いと言っても
そんなことは分かってる。あなたは私の子供だから間違ってることは間違ってると教える、親が子供のことを管理して何が悪い。
それが母の考えだから、私の言い分なんて到底理解してもらえなかった。
それでも私は母が大好きだったし愛されてきたなぁとは思ってるの。
こういうことがあったから、私はべび太が生まれた時から、息子の人生を自分の人生のように思うのはやめようと自分に言い聞かせてきた。
しっかし、なかなか難しいでござんすな
彼の将来を思うと不安にかられる
一人っ子にしてしまったことを申し訳なくも思ってしまう。
本人はそんなこと全く気にしてないみたいだけど。
今日は見たらいかん物を見てしまい、動揺してしもた。
まるで自分の身に起きた出来事のように。ダメ、ゼッタイ
見てしまったことは秘密にしようと思ったけれど、それはそれで罪悪感だし…
思い切って、べび太に言ったら、軽〜く
了解〜
って
え?お母さん、見たのよ、分かってる?あれを…
と何か言おうとしたら、ピッと手で制されて
分かってる。大丈夫。何も言わないで
その後、私はやっぱり聞いてみたくて励ましたくて
話しかけたんだけども
大丈夫。僕の中では覚悟を決めてやったこと。
もう解決してる。何も言わないで。
と、やはり制された
そうなんだ、これはべび太の人生なんだ、何も助けを求められてもいないのに、突然知ってしまったことに動揺して、励まそうとすること自体が要らないことなのか、と、やっと気付いた私。
難しい。べび太に起こった出来事を良かったねーとか、大変だったねーとか、第三者目線で見ることがとても難しい。
だって胸がギューッてなったもん
一人で乗り越えようとしてたんだと知って苦しくなったもん
私は友達とのイザコザはいつも姉や兄に相談して乗り越えてきたから
べび太はいつも物事が解決して、自分の心が揺れなくなってから、やっとこあの時何があってたのかを話してくれる。
これもしつこく私が「何か起きてるでしょ何があったの」と、しつこく聞くから教えてくれるだけ。
すぐ人を頼ってしまう私と、一人で解決するべび太は、全然違うのに、私はついつい自分の事のように感じて、べび太に色々聞いてまう
気を付ける。
べび太は強い子。
一人で頑張れる子。
私とは違うのだ。
夕方からコストコ行った
べび太は学校から帰って、一人でオヤツを食べ、ちゃんと習い事にも行ってました