この夏のワンフェスには行けなかったけど、雑誌「映画秘宝」で告知にあったので予約して購入できました。
ニューラインさんの30cm級レジンキット、怪獣ゴルゴです。
 先立って発売されたDVDも購入、1961年制作のイギリス映画で、特撮も本編も出来がよくて楽しめました。
53年の「原子怪獣現る」、59年の「大海獣ビヒモス」も、そうだったけど、群衆が崩れるガレキに飲み込まれるシーンなど、ユージン・ルーリー監督の演出が迫力満点です。
 唯一の弱点は、主役の怪獣、ゴルゴさんそのものがブサイクなことだけ・・・・・・
たしかに耳のようなヒレのあるシルエットは特徴的だし、顔もいかにも恐ろしげだけど、着ぐるみの造りが悪くて、やたらでかい頭に、胴体より太い首、しかも親と子が、まったくく同じ姿形なのも、なんだかな~な印象です。
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(キットに封入されてた完成写真)
しかし、ニューラインさんのキットは体をねじったポーズで、着ぐるみのズドンとしたブサイクなフォルムを、うまくフォローして、かつ生物的な躍動感を加味して見事な造形です。イメージ 3
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       ((この2点はキットの顔を仮組みした写真です)

 映画よりもキットのほうが、断然、カッコいい!!原型を担当したソニックブームの山田さんのセンスの良さに脱帽です!!
原型師さんにとって、映画のイメージを壊さずに、ブサイクなところをカバーして、かつ、いかにカッコよさを引き出すかが腕の見せどころでしょう。
それだけに、、もともとの素材からあまり逸脱できない、イメージを壊せない制約があります。
 その点、私どものような素人はそこらへんは自由、まったくの別物につくりかえたって構わない立場です。
だから、個人的な好みで、ゴルゴを別の怪獣に変えることにしました。
名づけて”ゴルゴ2(ツー)”、もし、あの「怪獣ゴルゴ」の続編が作られたら、どんな姿に生まれ変わっただろうか?という発想です。
 個人的な好みで、ゴルゴを、ゴジラに近づけてみたいです。
どう頑張っても、ゴルゴはゴジラはおろか、バランやバラゴンの深い造形美にはおよびつかないだろうけど、日本の怪獣のような味付けをして、架空の新怪獣「ゴルゴ2」をつくってゆきたいと思います。
まず、両目を深く彫り込んで、ガンダム改造用・半球パーツ”を埋め込んで、目の上の突起や鼻周りなどをモコモコした彫りの深い”ソース顔”にしました。
ゴルゴは。背中や尻尾の造形もパンチがないので、何かアクセントを加えてみたいと思います。
完成はまだまだ先です。
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今、初代エビラをファイナルウォーズ版エビラと伊勢エビとを合体させた”ハイブリッド・エビラ”と、初代メカゴジラと機龍を合体させて、生頼範義ポスターバージョンとレディプレイヤーワン・バージョンの要素をくわえた、これまたハイブリッドなメカゴジラも製作中です。
先のモスラも、このブログに写真をアップしたことで、似てないことがわかったので、、より、理想のモスラである中型モデルの顔に似せられるか、本当に特徴をよく捉えてる海洋堂のリボルテック・モスラを参考に、作り直します。
それではみなさん、お楽しみに。