100回目の夏 | Good Life Company スタッフブログ

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2018年8月

平成最後の夏、100回目の夏。

全国の高校球児の夢 甲子園球場

そこには100回分のストーリーがある。

 

 

 

出場するすべての球児が、汗にまみれ、泥にまみれになりながら

ここへの切符を手にするために、どれほどの練習を重ねてきただろう。

強い日差しの照り付ける夏も、雪が舞うほどの冬も休まず練習に励んだのは

きっと野球が好きだから、仲間がいたからだろう。

 

1回負ければ夢が散り、1回も負けなければ夢がかなう。

シビアな勝負の世界だ。

ファールボールにも食らいつき、ダイビングキャッチをする姿。

外野席まで届く、気合の入った声。最後まであきらめない姿勢。

その1試合1試合に自分の実力のすべてを注ぎ、一生懸命にプレーする彼らの姿に

心を締め付けられるようだった。

 

 

 

今でも覚えている。

私が高校3年生。第88回大会決勝

駒大苫小牧 VS 早稲田実業。

そう、あのマー君とハンカチ王子の時代。

延長15回でも決着がつかず、再試合となった。

 

翌日の再試合

9回表

駒大苫小牧が3点を追いかけるところから始まり

この回で早稲田実業へ1点差まで詰め寄った。

最後の打席。なんのいたずらなのか、投手対決となった。

田中が打席に立った時、私はテレビの前で鳥肌が立ったのを覚えている。

 

 

これ以外にもここでは歴史に残るドラマティックな名場面がたくさん生まれたのは皆さんもご存じの通り。

感動と、涙と100回分のドラマが詰まったこの甲子園球場で

球児たちの勇姿を間近で観戦できたことをうれしく思う。

 

 

今年は平成最後の夏。100回目の夏。

私にとってはまだ30回目の夏。

今の私はまだ塁にさえ出ていない。

彼らに負けないように、自分が今まで培ってきたものを生かし

私にできる事を精一杯取り組んでいくつもりだ。

 

グッドライフカンパニー 賃貸管理部 岩﨑優佳