ダイヤモンド! | グラスアート黒木のブログ

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国の「現代の名工」黒木国昭が主宰する
ガラス工房のブログです。
イベントや個展情報のお知らせや
スタッフのお気楽なつぶやきなどなどを
楽しくお伝えしていきたいと思っています。


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皆さんこんにちは。
参議院議員選挙の投票には行かれましたでしょうか?
いつも評判になる池上彰氏の選挙特番を見たいのですが、テレビ局の少ない宮崎県では視聴出来ないのが残念です・・・。

 
さてさて早速の本題。約一か月ぶりの綾切子ブログです!
 
今回は仕事の中でも重要な道具である
ダイヤモンド・ホイール」についてのお話をしようと思います。
 
切子ガラスは英語でカットグラスとも呼ばれています。
言葉の響きではガラスの表面をスパッと切って装飾加工している感じがありますが、実際は砥石で表面を削り取っていく作業をしています。

そこで使用しているのが「ダイヤモンド・ホイール」です。
砥石といっても工業用の合成ダイヤモンドを使って作られた超砥粒砥石で非常に硬い加工物でも削れる代物です。

このダイヤモンド・ホイールをカット台と呼んでいるグラインダーに取り付けて、熱を持たせないように水を当てながら回転させてガラスを削っていきます。
 
綾切子のデザインを良く見てみると、色々な長さや太さの彫りが施されています。
それぞれのデザインに合わせた角度・大きさのダイヤモンド・ホイールを使い分けながら作業を行います。
また、砥石の粗さも数種類あって、一気に深く削る時に使う物や繊細で細かな部分に使う物などがあります。
では、実際に大まかな3種類の形をご紹介します。
 

 
菱山(ひしやま)
先が尖った形。通常のカットに使用します。
 

 
角山(かくやま)
面の広いカットが行えます。
 

 
かまぼこ
先端が丸い形をしています。
ワイングラスの脚の部分等に使います。
 

 同じかまぼこダイヤでも2cm~30cm位の物があります。菱山ダイヤも同様です。
 
ちなみにこのダイヤモンド・ホイールは全て工房独自で受注制作してもらっている特注品です。日々大事に使用しています。
 
いかがでしたでしょうか?まずは彫りの道具のお話でした。次回はどんな内容にしようか考え中です。
 
一つお知らせ。まだ少し先にはなりますが、夏恒例の工房イベントが今年も行われます。
来月の10~15日に切子制作体験テントを出す予定になっておりますので、この機会にオリジナルのグラスを作ってみませんか?たくさんのご参加をお待ちしております!!

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