またもや敗戦 | 英国MBAへの挑戦ブログ

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イギリス(スコットランド)の大学院(ビジネススクール)でMBAを目指すことになった40代男の冒険記録です。

 3日前にクラスメートのスコットランド人Sからの連絡で、

 

「今度のセルティックパークでのセルティック対レスターの試合のチケットが1枚余ってるんだけど、来ない?」

 

「絶対行く!!」

 

ということで、今日、夕方から観てきた。他のクラスメートとの約束をキャンセルしてまでも。

 

 まあ、親善試合みたいなものなので、緊迫感はそうなかったが、圧倒的多数(ホームなので当たり前だけど)のセルティックファン達の熱気はやっぱりすごかった。

 

 が、負けた・・。1対1のままPK合戦となって。これでセルティックの試合は2度目だったけど、2回とも敗戦。前に川島選手のいたダンティーユナイテッドの試合見に行った時も負けたし。一度でいいから応援するチームが勝つところを見たかった。けどもうチャンスはないだろう・・。

 

 後半途中から、いつの間にかレスターの岡崎選手が出場していた。やっぱり気合が入ってて全力プレーだなという感じがした。素人目にも。最後のPKもきっちり決めてたし。ちなみに岡崎の次に蹴ったセルティックの選手が外して、敗戦となった。

 

 それでも、論文に取り組むだけの単調な毎日のなか、とてもいい気晴らしができた。Sに感謝。

 

(思い出したので追記)

 この試合、もし負けたらファンが荒れるだろうなと思った。なにせスコットランド対イングランドという歴史的な意味もはらんだ戦いだから。だから負けて終わったら急いで身を守りながらスタジアムを出ないといけないなと思っていた。

 

 ところが、PK合戦で負けが決まり、がっかりムードになった直後、セルティックサポーターほぼ全員が拍手をし始めた。しばらくの間拍手が続き、チームの戦いぶりをたたえた後、皆とても大人しく整然と出口に向かい帰路についていた。まったく危険を感じることはなかった。セルティックファンは紳士的だなと思った。

 

 そのあと、グラスゴー市街地を歩いていると、もちろんセルティックのマフラーやユニフォームを着ている人がたくさんいたが、それに交じってレスターシティのものを着て歩いている人たちも結構いた。それを見て、フットボールファンに対する恐れみたいなものが薄れ、何かホッとした。