始まりは | 浦島太郎

浦島太郎

趣味のブログ。ソレックスキャブの整備なども

今日は旧車の話は休憩。

夏なので虫の話。

 

近頃はクワガタだけでもなく、

今日はインスタにもルリタテハをアップしたり

蝶も好き。

何が良いのか?って

 

これと言って何がってわけでもなく、

例えばこのルリタテハ

 

単に綺麗でしょ?

 

 

自然が作り出す美しさに魅了されてます。

クワガタも同じように自然が作り出す

大あごの曲線や体の色など。

魅了される。

 

 

そんな事で夏になるとクワガタの話するけど、

誰でも子供の頃はクワガタ、カブト取りに

山へ行ったと思うけど、

その癖が未だに抜けず、夏になると

虫探しに夢中になってしまう。

 

子供の頃は別にして大の大人になってから

再びクワガタ採集に目覚めたのは

 

1986年に埼玉のとある散歩道を歩いてる時に

目の前のクヌギの樹上で大きなノコギリクワガタと

スズメバチ2匹ほどが餌場を巡っての争いが

目に飛び込んできた。

 

そのノコギリクワガタは大きくその時は

後でも正確には測らなかったが7cm近かったと

思う。

 

そのノコギリクワガタは結局スズメバチに

餌場を譲らず最後は俺に取られて帰宅する事に。

 

持ち帰って観察し始めたのが最初で

それ以来その埼玉のクヌギへその夏何度も

通った。

 

それが最初でクワガタ採集にハマってしまい、

今に至るがノコギリクワガタに始まったわけである。

 

 

 

釣りも

「ヘラに始まりヘラに終わる」

と言われるがクワガタも

「ノコに始まりノコに終わる」

というのが自分の場合かも知れない。

 

 

特に今オオクワガタやミヤマクワガタが

どうしても取らないと死ねないって訳でも

無く、ノコギリクワガタを観察してると

癒される自分がいる。

今はノコギリは林で観察し、そのままリリース

ですが、長年見てると色々な事に気づかされる。

 

近年スズメバチ対策で駆除の商売まで出来上がる

ほどですが、そもそもスズメバチを駆除する必要が

頻繁になって来た背景にはカブト虫やクワガタを

取り過ぎてるからの由縁だと思ってる。

 

そりゃ餌場をカブト虫やノコギリクワガタが

占領してればスズメバチはそれほど増えないハズだ。

 

昔はノコギリクワガタでもカブト虫でも

多いところは一本の木で100匹も歩いていたもんだった。

 

スズメバチが入るスキがなかったから。

 

一時期から虫を売り物にして乱獲するから

スズメバチがドンドン増えたんじゃないかと

おれは思ってる。

 

 

昨年、近所のカブト、クワガタが集まるコナラの

木が公園管理人によって伐採された。

 

間違いなく近所の子供たちのスズメバチ

対策だと思うが、公園には

「公園内の植物、昆虫を採集禁止」

と書いてある。

 

にも拘わらず管理する側が木を伐採してるわけだ。

 

それはスズメバチが増えたからだろうけど、

そもそもカブト虫、クワガタを採らずにそのままに

しておけばスズメバチが近寄らないのに

取っちゃうからだよ。

 

自分も散々色んなクワガタを乱獲しておいて

言える立場じゃないが、近頃は観察するだけで

持ち帰らないようにしている。

 

昨年のヒラタクワガタは未だに自宅に置いてありますけど(汗)。

 

どちらにせよ木を伐採するのは最悪の

選択。

危険生物も含めての自然だからそれが嫌なら

最初から自然保護なんて偽善な話するなって

言いたい。

 

1986年の夏のノコギリクワガタから始まり

夏になると雑木林を観察する癖がついたのだ。

 

初めの頃は夜中じゅう車でラジオ聞きながら

一晩中懐中電灯片手に木々を見て回るんだ。

 

ナイターや音楽を聴きながら♪