(前日に続く)
その昔、伊予絣の行商の島として知られ繁栄を極めた「睦月
(むつき)島」。
いまでは寂れ、、小学校も休校となっているらしい。
その島を後にして、フェリーの船首が次の港に向かう。
南端の甫(ほ)崎にある「青い灯台を左に見て前に進む。
▼一帯はカレイなどの魚影が濃く、漁場として知られる。
やがて、鉄塔が建つ無人島の「芋子(いもこ)島」が現れ
た。
芋子瀬戸と呼ばれ、流れは早い。
その向こうには、標高32mの「梅の子島砦跡」。
▼松山市指定記念物(史跡)で、周囲200mばかりの小島
にあり、干潮時には歩いて渡れる。
主島中島の海の玄関口というべき要所にあり、かつては難攻
不落の要塞だったという。
しばらくすれは、島影が見えた。
▼忽那諸島の中でもとりわけ小さい島だといわれる「野忽那
(のぐつな)島」。
有人島の中では一番東に位置する。
面積は0.92k㎡、周囲は5.7㎞だという。
乗降船する人影も少ない。
(続明日)
今日の歩行数 4,481 歩。キロ数にして約 3.0 。