職業生活を終え、自由人となって久しい。
とたんに、山や川を友とする生活に浸る。
とりわけ、渓流の女王といわれる「アマゴ」が相手のことが
多かった。
いわゆる「渓流釣り」。
▼「水清ければ魚棲まず」という故事があるが、アマゴの場合
はこの故事は当てはまらない。
彼ら彼女らの生息地は、水温が20度以下の渓流の上流域か
ら源流域。
当然、水清らかで深山幽谷となる。
▼生来、人の気配に敏感で人声や足音には「オトトイおいで」
と素知らぬ顔。
釣果を得ようとすれば、単独行が必須の条件だ。
先日もまた、その深山幽谷に向かう。
このところ降雨が多く水量が多い。
▼入渓する場所は危険を避けて小渓を選ぶ。
驚いた。
岸辺では小さな「キノコ」や「タケニグサ」や「キツリフネ」
や「マムシグサ」など名も知らぬ植物のお出迎え。
この日ばかりは、朝ドラ「らんまん」の万太郎となる。
今日の歩行数 5,231 歩。キロ数にして約 3.5。