16巻で千代ちゃん→阿部フラグが立つ、ということなので、
千代ちゃん→阿部の小説書きました!!
続きで書こうと思っています。やからまだこれでは千代ちゃん→阿部はないと思います(笑)
千代ちゃんのイメージを壊されたくないという人はバックボタンを……!
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中学時代はソフトボールをしていたが、西浦高校に入学し、野球部のマネジになった。
野球部は今年から硬式になって先輩はいない。1年生が10人という人数の少ないチームだ。
それに監督は百枝まりあという女の監督。みんなからはモモカンと呼ばれている。
野球部には私と同じ中学出身の栄口くん、阿部くんがいた。
栄口くんは、中学の時から優しくて、まわりを和ませてくれた。
阿部くんは、中学の時はあまり喋ったことが無くて、どちらかというと怖いという印象を持っていた。
二人とも野球やってたらしいけど、どちらも地域のクラブにはいってて、野球してる姿は見たことがない。
だから、マネジになって、二人が野球してるのが新鮮だ。
阿部くんとは同じクラスで7組。野球部では他にキャプテンの花井くん、水谷くんも一緒だ。
クラスも部活も同じだからかな?阿部くんの印象はみるみる変わった。
他人に対して何も興味がなさそうに見えるけど、三橋くんと一緒にいるところを見ると、三橋くんのこといつも気にかけてるし、以外に喋るし、熱血だし、笑顔もよく見る。
今も教室で水谷くんと花井くんと喋っている。
「ちょっと阿部~?聞いてる~?ねえ!」
「………」
「無視!?え、無視?俺の扱いひどくない??阿部~」
「うぜぇよ、クソレ」
「はーなーいー!阿部がひどい。」
「あーはいはい。」
阿部くんと花井くんはめんどくさそうに対応している。
「あ、そうだ篠岡」
いきなり阿部くんは私の方を向いて、びっくりする。
「今日も三橋のおにぎり一個多くよろしく。あいつまた体重減っちまって。」
「はいよー。三橋くんまた50kgになったもんね。おにぎり具はなんか入れる?」
「え?知ってんの?具はなんか余ってたらでいい。ないなら米だけで。」
「知ってるよ、マネジだもん。」
「しのーかあ!!俺のおにぎり大きめでよろしく~☆」
水谷くんが言った。
「はいよー(^O^)」
よし、今日も部活頑張りましょうか!
つづく