現在、バルトリン腺が腫れた方は針で刺して、内容液を吸引しています。
この処置のメリットは
※ 短時間でできる(診察時すぐに)
ですが、デメリットとして
※ 痛い
※ 再発が多い
です(^_^;)
再発を繰り返す方には「バルトリン腺開窓術」をお勧めします。
これは、腫れた所に局所麻酔をして2-3cm切開し、内容物を排泄しやすくします。
局所麻酔がちょっとチクチクしますが、痛みが少なく再発も吸引よりはしにくいです。
ただ、麻酔が効いてくるまで少し時間がかかるので、外来が混雑している場合すぐにできない事があります。(余裕がある時は行えます。)
しかし、人体のすごい事にその傷も数日でふさがってしまい、やはり再発する事があります
もっと、再発を防ぐには「バルトリン腺造袋術」と言って、切開した傷を何カ所か縫い付け傷が塞がらない様にします。
これは、針糸で縫合が必要なので、外来中に行うことはできません。
12:30~13:30のお昼休み中(水曜日以外)に行います。
もし、バルトリン腺の再発でお悩みの方は、12:00-12:30位に診察のご予約を取っていただければ、午前診療が終了後処置する事が可能です。(水曜日以外)
ご予約の際に「バルトリン腺の処置希望」とお申し付けください。
(診察によって、処置できるかどうか判断いたしますので、必ずご希望に沿えるとは限りません)
処置後は、3日後、1週間後に診察にいらして頂き、問題なければ経過観察となります。
処置時間は15-20分位です