「人生の参考書」を出版・白川さん、本紙連載企画まとめる | 人生を変えた魔法の言葉 〔こ~ちゃんの気まぐれ日記〕

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サンジュネス勝俣工一(旧姓せきや)が日々の何気ない出来事や気づいたこと。生きていく中で気力が尽きて崩れかかりそうになったとき、方向を失い迷っていたとき、さまざまな場面に出会い支えられた言葉、感動させられた言葉を送り続けたいと思います。

 三郷市早稲田在住の建設会社役員、白川好光さん(65)が5冊目の自著「人生の参考書」を出版した。5日に15冊を市に寄贈、受け取った木津雅晟市長は「子どもたちはじめ幅広い年齢の方に読んでもらえるよう図書館や中学校図書室に配本します。読んだ人の人生や生き方が変わればいいですね」と話していた。

 白川さんは秋田県北秋田市阿仁出身。先天性の障害を抱え、3人の父親、4人の母親に育てられるという複雑な家庭環境に育ちながら、16歳で大工の道に入り、24歳で独立。数奇な人生は、NHKラジオ深夜便こころの時代「私の小さな天職」「4人の母への賛歌」として取り上げられ大きな反響を呼んだ。これまで歩んだ人生をもとに執筆した自叙伝や童話なども出版、市や故郷に寄贈している。本業のかたわら子育てや道徳、生き方などをテーマに講演や小中学校の非常勤講師としても活動している。

人生を変えた魔法の言葉  (勝俣工一の気まぐれ日記)-白川さん

 今回の本は、今年3月まで東武よみうりに同名のタイトルで連載したコラム14回分を軸に親子の絆、夫婦円満のひけつ、老後の幸福、命の大切さ、人生の心構えなど、白川さんが実践と経験を踏まえてアドバイスとして執筆した「人生のヒント」70講話をまとめた。

 白川さんは「コラムを連載中に読者からの反響が大きく、私のところに直接、さまざまな悩みについて相談が寄せられ、離婚や自殺を思いとどまった方もいた。私が経験、実践してきたことを、皆さんが抱えている悩みを解決する糸口になればという思いで、本にすることにした」と出版した動機を話している。

 「人生の参考書」は文芸社刊、四六版244㌻。定価1470円(税込み)全国の書店やネットショップ・アマゾンなどで発売中。

※東武よみうりWeb版より転載させていただきました。

http://www.tobuyomiuri.co.jp/newnews/110919sirakawa.4.html