3月の研究科の料理写真をまとめておきます。
1月の終わりから咲き始めてしまったせっかちなミモザもなんとかFesta della donnaの3月までもってくれて、肌寒い日もありましたが、パスクアの子羊料理で身体を温めて。
今月は、久しぶりに「ニョッコフリット」を紹介したかったので、温かい前菜を出す前にスターターは、アンティパストミストで。
残念ながら三種盛ったところの写真を残し忘れました…
単品で盛るとおしゃれな突き出しにもなりそう、ボッコンチーニ、菜の花、ボッタルガ。
先月ボッタルガのパスタを紹介してお買い上げなったかたも沢山いらしたので、一月で終わるのではなく、いろんな使い方を紹介したくて。
今回はパウダーを使いましたが、もちろんホールをすりおろしたらよりおいしいです。
で、「珊瑚樹トマトとボッタルガのブルスケッタ」も用意したのに写真がありません…残念!
生ハムの本場パルマのリストランテでは、盛り合わせに必ずついてくる「ニョッコフリット」、二度目の紹介ですが、イーストではなくBPを使って簡単にさっくりした生地を作ります。
パルマとノルチャの手切り、生ハムも食べ比べて。
そして…基礎科のプリモに合わせて(お振替のかたもいらしたので、翌月などにメニューが重ならないように、ということもあって)「プッタネスカ」を紹介しました。
本当は研究科で教える2022年版は、メカジキを炒め、ブロッコリかカリフラワーをパスタと一緒に茹であげるアレンジで!と考えていたのですが…試作で久しぶりに作ってみたら、これ以上過不足ないおいしさで。
昔より食材にこだわる贅沢が許されるような状況なので(=輸入品が豊富になり幅広く選択ができる&製品に関する自分の知識もあがった)、おいしいオリーブ、おいしいアンチョビ、おいしいトマト缶で、シンプルだけど、間違いないおいしさができあがります。
今年のパスクア料理は「アーモンドの衣の子羊のコトレッタ」、謎のソースは来月の宿題にしてみましたが、イタリアのコトレッタにはソースなど何もかけないのが普通です。ウルイやサラダほうれん草、愛媛のブラッドオレンジでさわやかに。
ドルチェは「オレンジとトマトのグラニテ ブラックミモザ仕立て」、クッキーも用意したから、グラニテだけお口直しに出す予定でしたが、なんとなくチョコレート生地を焼いてしまった。
グルテンフリーで好きな配合なのです。
そうそう、スターターには、白アスパラをオレンジ風味のタルタルを添えたものも一口ご用意したのでした…写真はないけど。
コロナ以前は毎年3月はミモザのテーブルクロスでお迎えしてきたので、今はカウンター試食になってしまったけれど、アイロンをかけてサイドテーブルにかけて。
お持ち帰りもできるよう個別包装しておいたビーガンアメリカンクッキーは、卵もバターも使いません。卵アレルギーのお嬢さんをもつ生徒さんがいらして、案外卵なしのお菓子が少ないことに気づいて、何かできないかなぁと考えてみました。
ビーガンチョコの代わりに、白ごまたっぷりで焼いてもおいしいですよ。
パスクア仕様のかごにいれてみたけど、アメリカンなお菓子って、「らしさ」を出すのが私には難しい。自分の限界を感じます(苦笑)。
カウンターには、三茶のお花屋さんで買ってきた啓翁桜を。
2〜3月はブログ更新を相当さぼってしまい、かな〜り遅れ馳せながらのまとめとなりましたが、4月のレッスンもすぐそこ、来月もどうぞ楽しみになさってください。
3月の研究科の料理写真をまとめておきます。