こんにちは!
台風から日が経つにつれ、各地の被害が甚大であったことがわかってきました。被災された方の一日も早い復旧を願っています。
今回紹介するのは、今月販売予定のSJ04-CX JP Customとほとんど同じモデルです。一カ所だけ素材が違っています。どこかわかりますか?
今回のカスタムギター↓
今月販売予定のAyers SJ04-CX ESN JP Custom ↓
違いがわかりましたか?写真の写りの違いと言われてしまえば身も蓋もないのですが…(笑)。
では、もう一つ比較写真を出します。
今回のカスタムギター↓
今月販売予定のAyers SJ04-CX ESN JP Custom ↓
ここで分かったあなたはギターマニアです。
それでは正解を言います。
「トップ板が違う」
でした~
写真ではわかりづらいですが、今月販売予定のAyers SJ04-CX ESN JP Customは、トップがシトカ・スプルースです。
そして、今回のカスタムギターは、トップが「アディロンダック・スプルース」になります。アディロンダックは主に北米産の木で、戦前のギターにはかなり使用されていました。Martin D-45 Golden Eraもこの板を使っていました。今では希少価値があり、高級材となっています。
音に関して言えば、音量が大きくパワフルということになります。ただ音量が大きいだけでなく、くっきりと輪郭のある音が出て、しかも弦の応答性も速く、あらゆるギター演奏に対応できます。
ワタクシは音だけでなく、新品時のこの白い色も好きです。この白いトップを見ると、すがすがしい気持ちになります。もちろん経年変化により、茶色に変わり音が枯れてゆく時も好きですが。ちなみに、Ayersのベイクド・アディロンダックは、新品のアディロンダックを加熱し、最初からヴィンテージの音を出すようにしています。色もオレンジ色をしています。
アディロンダックの美しいトップです。
サイドとバックはマホガニーです。ともすると軽めの音のマホガニーに、パワフルなアディロンダックが合わさると、互いに補い合って、欠点がなくなります。こうした組み合わせも、カスタムギターの楽しさですね。
ペグはGOTOH 301のクロームペグです。
ヘッドはエボニーです。
バックの全体像です。マホガニーの杢目と色もけっこう好きです。
今回のカスタムギターは、Ayers SJ04A-CX ESN JP Customという名称になります。Aはアディロンダックのことです。
興味のある方は、こちらのページをご覧ください。
レギュラーモデルはこちらで販売しています。
アディロンダックのサウンドはこちら
ではまた!