ウルトラ愛好会!!
 ウルトラマンの設定は昭和54年に刊行された文献をまとめたものです。

 従って管理人の独自解釈でもなければ改変でもありません

 それを理解した上でコメントはお願いします。

 TOP絵制作:有馬拓也様


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宇宙警備隊の詳細設定

 宇宙警備隊は三万年前のエンペラ星人によるM78星雲襲撃による激闘の後、結成。

 宇宙警備隊の本部はM78星雲にあり、八つある銀河をそれぞれの支部に配属された100万人のウルトラマンが防衛している。

 地球が存在する銀河系星雲は激戦区ではないらしく、ウルトラ兄弟や父、母がよく代理として防衛しているのみ。

 メビウスで具体的な理由は確かに述べられたが、他の銀河に9割以上の戦力を割いている時点で重要人物が死ぬ恐れのない戦域と見なされていることは否めない。

 初代、ゾフィー、タロウ、父といった四名の仮死状態は確認されているものの彼らは滅んでいない。

 後で述べますが、ウルトラマンの蘇生は条件こそ必要なものの奇跡ではありえない。

 何故なら彼らの死とは光になることであり、遺体が存在する=死んでいないということに直結する。

 ゼットンにカラータイマーを破壊されて「倒された」と誤認されている初代マンだが、酸素ボンベの延長線でしかないカラータイマーを失い「気絶した」という解釈が正しいと思われる。

 事実彼は二代目ゼットンに挑むジャックに「敗北した」という趣旨の言葉で助言しているが、殺されそうになったとは発言していないのである。


 バードンに倒されたゾフィーや、タロウにしてもそれは例外ではない。

 父に至っても他の銀河における生命維持装置をエースに与えたに過ぎない。

 設定では以上が正しいのですが子供には難解で理解されない。

 そのため四名は死んだと説明された。

 「絶望の暗雲」におけるヒカリの消え方こそウルトラマンの本当の死なのである、設定上は。

■M25星雲支部

■S・P5星雲支部

■L・P372星雲支部

■アンドロメダ星雲支部

■マゼラン星雲支部

■ペルセウス座星雲支部

■銀河系星雲支部

 なお、下記が特別部隊である。

■勇士司令部

■宇宙情報局

■宇宙保安庁




 宇宙警備隊本部はウルトラ兄弟の住む町にある。

 美しく、スマートな建造物であるとのこと。

 本部であるため全ての銀河を守るための設備や機械が充実。

 ゾフィーの隊長室もこの施設。




 宇宙保安庁は別名宇宙パトロール隊。

 それぞれの支部を数人でパトロールし、支部に配属されている仲間の相談に応じたり怪獣や星人との戦いへの加勢を主な任務としている。

 先述の通り、ウルトラ兄弟たちはこの特別部隊の代理で人手不足を埋めている面がある。

 また宇宙保安庁は戦闘を担当し、かつエリートに入るウルトラマンでは中級である。

 長官は初代ウルトラマンの実父。

 宇宙情報局は全宇宙の情報を収集している。

 諜報機関と理解して差し支えない。

 ウルトラサインの伝達を早め、勇士司令部への出撃命令は宇宙情報局と父の権限。

 巨大なスペースアンテナで全ての銀河の情報を簡単に把握でき、ジャックの実母は銀河系星雲での情報を収集する仕事をこの部隊で従事している。

 実質ジャックの実母はウルトラ兄弟専属のオペレーターと言っていいと思われる。

 情報局は地上135階、地下20階の建物。

 勇士司令部は最強のウルトラマンたちの集まりでその強さはウルトラ兄弟をはるかに上回る

 彼らに倒せない怪獣、星人は存在せずタイラントやゼットンを複数相手にしても例外なく一撃で倒せる。

 一度も敗北したことはなく、名を聞いただけで怪獣たちが逃げ出すことからもそれは否定できない。

 地球に出動したことは一度もない。

 部長であり、セブンの父であるセブン上司が忠告に現われたのみ(思念波の可能性あり)

 メビウスで何故勇士司令部が出動しなかったのか?

 既にエンペラ星人以上の脅威がいたのか、それとも製作スタッフが設定を忘れてしまっているだけ?

 新しいウルトラマンを作る予算や暇が無かっただけかも(汗)

伝説の英雄とされるウルトラマンキングについて

 ウルトラマンキングは、M78星雲でも、獅子座L77星でも必ずどこかにいるとされながら今まで一度も姿を見せた事の無いウルトラマンたちにとって伝説の英雄です。

 身長56メートル、体重5万6千トン、年齢は二十万歳以上とされプラズマスパークの建設に携わったウルトラ長老の一人とされています。

 ウルトラ長老とは個人の事を指す言葉ではありません。

 キング星という小惑星に住んでいるそうです。

 レオには怪獣人プレッシャーとの戦いでウルトラマントを授け、ババルウ星人の変装を暴く、ブニョに倒されたところを蘇生させるなどそれまでの定説を覆す肩入れぶりです。

 ヒカリサーガで再登場したそうですが…まだ見ていません。

 メビウスの最終回でユリアン同様最終戦に不参加。

 レオで三回も姿を見せながらメビウスでは本来のスタンスに戻っている。

 ユリアンは王女という設定ですから仕方が無いとして、唐突すぎる気がいまでもしています。

M78星雲のウルトラマンで地球に来た回数が一番多いのは?

 今回はウルトラマンが地球に来た回数。

 初代ウルトラマン…ベムラーを追って地球へ来てからゼットンに敗れるまで、ナックル星人とブラッキングに敗れたジャックの救援、北斗と南にウルトラリング授与、ヒッポリト星人との戦い、テンペラー星人との戦い、ババルウ星人が化けたアストラを追撃、そしてメビウス。

 ウルトラセブン…地球に来訪し、パンドンを撃破するまで。それ以外は初代とほぼ同じですがレオの地球防衛時に地球にいますね。円盤生物にMACを壊滅させられた後、母に助けてもらいウルトラアイで変身。帰還していたようです(ウイズペキア参照)

 ウルトラマンジャック…地球防衛、ウルトラリング、ヒッポリト星人、テンペラー星人、ドロボン、アシュラン、ババルウ星人、メビウスへの客演。

 ウルトラマンエース…地球への防衛、ヒッポリト星人、テンペラー星人、ババルウ星人、メビウスへの客演。

 ウルトラマンタロウ…地球防衛、テンペラー星人、メビウスへの客演。
 ウルトラマンレオ…地球防衛、メビウスへの客演。

 アストラ…レオへの援軍数回、メビウス最終回。

 ウルトラマン80…地球防衛、メビウスへの客演。

 ウルトラマンキング…レオの手助け数回。

 ユリアン…80の援軍一回のみ。
 ウルトラの父…エースの手助けに数回、メビウスへの客演。

 ウルトラの母…タロウの手助けに三回。



 一番多いのはゾフィーでしょう。

■初代マンの救出

■北斗と南にウルトラリング

■ギロン星人に閉じ込められたエース救出

■南をヤプールのいる異次元へ

■ヒッポリト星人

■ドリームギラス

■ウルトラマンタロウが地球防衛に就いた時

■バードン

■ムルロア出現の時にウルトラベル使用

■テンペラー星人

■ババルウ星人

■エンペラ星人(メビウス)


 ネオスでも出ていたような記憶がありますが…やはり一番多く地球に来ているのはゾフィーですね。

 彼に「人知れず地球を~」は該当しないかと(汗)

 サコミズはメビウスが地球に来る少し前まで不在だったから仕方ありませんけど。

アストラについて

 レオの実弟であるアストラは獅子座L77星の王子で双子として出生。

 しかしマグマ星人と配下のレッドギラス、ブラックギラスにより故郷の星は爆破されてしまいました。

 メビウスで何故滅んだとは言っても爆発して存在していないとされなかった理由はいまだ測りかねますが…。

 レオと生き別れた彼はマグマ星に連れて行かれ、足に重い鎖を付けられて重労働させられました。

 キングはそれを見捨てておけず彼を救出。

 大規模な手術が必要なほどアストラは傷ついていたそうです。

 それに伴い顔と体が変わってしまい、強くなったとのこと。

 古いファンブックの記述を見ると昭和ライダーにおける強化改造に聞こえてしまうから不思議です(汗)

ウルトラの母の功績

 ウルトラの父と母の馴れ初めは多数の特撮系ブログで紹介されているので母の活躍について触れようと思います。

 母は父と結婚した時は銀十字軍の隊員でした。

 銀十字軍は宇宙警備隊の医療スタッフです。

 蛇足ですがウルトラクリニック78という病院がM78星雲にはあり、大抵の病気は治せるとのこと。

 その後の活躍が認められた母は隊長に出世したそうです。

 普段は全銀河で怪獣や星人と戦い傷ついた宇宙警備隊の治療とその指揮に従事。

 耳の上についているのは銀十字勲章で、最も多くの仲間を助けた為授章したそうです。

 言うまでも無くタロウの実母で、セブンが姉の子供。

 エースとは戸籍上で(?)正式な養子と養母という関係。

 ウルトラ兄弟たち全員を我が子のように可愛がっていることは疑いようが無いのですが…エースだけやたら光線技が多いのはえこひいきではないかと(汗)

 当人の努力の賜物なのかもしれませんが実子のタロウより技が多いのは揺ぎ無い事実です。

 母に説得されて改心した怪獣は多いらしいのでメビウス以降の作品で出番あり(?)

 製作陣が上記の設定を忘れていなければですが(超爆)

ウルトラマンたちに倒された怪獣のその後

 地球で倒された怪獣はリンドンのように二ヶ月ほどは放置され、その間に処分が決定されるそうです。

 多くの場合はウルトラマンたちが地球上空の怪獣墓場に運ばれることになりますが、怪獣は非常変わった生物なので実験用に寄付されると私が持っている文献には記されています。

 その際、ほとんどは体の一部をいくつかの研究所が分けて持ち帰ることになっているそうです。




 ウルトラマンシリーズでは毎回市街が破壊されていますが、MATなどのチームとは別に復旧専門のチームが存在。

 …って、一度も姿を見せてませんね(汗)

 製作陣が忘れている設定のようです。

怪獣、超獣、星人、円盤生物etc…撃破数最多のウルトラマンは?

 ウルトラマンたちは倒した敵の数を競っていないと思いますが、今回はそれ題材にしようと思います。

 まず、初代ウルトラマン。

 ベムラーからゼットンまで36。

 ウルトラセブン。

 クール星人からパンドンまで57。

 ジャック。

 アーストロンからゼットン二代目まで60。

 ウルトラマンエース。

 ベロクロンからジャンボキングまで61。

 ウルトラマンタロウ。

 アストロモンスからサメクジラまで53。

 ウルトラマンレオ。

 マグマ星人からブラックエンドまで51。

 M78星雲に属しているウルトラマンではエースが一番多いですね。

 しかしこれは戦場を地球に限定した話ですので実際は不明。

 戦ってきた年数の多さと戦った場所を全銀河に広げると父がナンバー1であることは揺るがないでしょう。

進化論とディファレーター光線

 プラズマスパーク核融合装置に含まれるディファレーター光線。

 これが78星雲人をウルトラマンにしたというのは有名なエピソードです。

 地球のある太陽系の太陽は微量ではあるもののディファレーター光線を放出しているというのがウルトラ世界の設定だということは恐らく誰もご存じないと思います。

 太陽のディファレーター光線の影響で生物が進化を繰り返し、人間が生まれた。

 そのためいずれは地球の全人類はウルトラマンに進化する可能性がある。

 ティガを始めとした地球出身のウルトラマンたちもこれで生まれた理由が説明できる気がしますね。

 しかし、お互いを憎しみあったり殺しあう地球人は悪用する可能性が高く、ウルトラマンたちの仲間入りは不可能でしょう。

 メビウスでは地球人がウルトラマンたちと共に戦うというメッセージが主題でした。

 ですが、全ての地球人がウルトラマンに進化し、善と悪の両方を内包した彼らが同等の力を持って混乱を生む。

 そうなればウルトラ兄弟をはじめとしたM78星雲のウルトラマンは地球を敵視する可能性があるのではないかと思います。

 次回作として期待したいですね、個人的に。

ウルトラマンが人間体を誰にも気付かせないための方法 初代ウルトラマン

 メビウスという例外はいるもののそれまでのウルトラマンは正体を秘匿するものでした。

 しかしながら、ここで疑問が一つ。

 怪獣や星人を倒した後、ウルトラマンは必ずといっていいほど飛び去りますね?

 場所を移動しても巨人であるために目立ちます。

 人間の姿に戻るには色々弊害があるというわけです。


 初代ウルトラマンで考察したいと思います。

 一言断っておきますがミイラ怪獣ドドンゴ、古代怪獣ゴモラとの戦闘を記憶している人には読む価値のない検証です。

 初代マンは空を跳びながら両手を合わせ、白い輪の形の光線を出しています。

 それが地上に近づくと、輪が縦に移動してハヤタが現われました。

 この光線は電送機のような力があると思われます。

 空中でウルトラマンが消えた次の瞬間には切り替わることが可能、ということでしょう。

 手持ちの文献によると(少なくとも)レオまでのウルトラマンは同じ手法を用いているそうです。

地球人以外にも変身できるウルトラマンたち

 円谷プロダクション様が地球以外の星を防衛する「ウルトラマン」を製作していないため誤解されているかもしれない事。

 ウルトラマンたちは地球人以外の生命体にも変身できます。

 宇宙警備隊へ入隊するための試験として宇宙語、怪獣学、宇宙地理などと一緒に変身学の習得が課せられます。

 …逆に言えば頭の悪いウルトラマンは警備隊に入れず、また賢く優秀なウルトラマンたちで構成されていることになりますね。

 八つあることになっているウルトラ世界の銀河。

 全宇宙の言語を覚えるなんて馬鹿にはできないですから(汗)

 敵の知識、戦場になりやすい星の地理。

 様々な生命体への変身。

 我々の世界の軍隊より入隊が難しいのでは…?


 変身学を彼らが学ばなければならないのはどんなエネルギーの弱い星に行ってもその星の住人の姿に変身し、生活することを可能にするためだそうです。

 普通の住人に混ざって生活し、その星の人々をより深く知り、好きになるためという目的もあるようです。

 その典型が地球でのケースということです。

 以上のことからウルトラマンたちは他の星人に変身可能です。

 ただし、その星の住人を驚かしたり、卑怯な戦いを禁忌に感じる彼らは戦略のためにすることはないでしょう。

 ババルウ星人といった悪の星人と同類になるわけですから。
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