秋祭りの季節


先日、北海道神宮頓宮さんの神輿渡御を

見てまいりました。威勢の良い掛け声と共に、2トンもの巨大なお神輿を担いで練り歩く


都会の真ん中に溢れ出る活気。創成東が今後ますます盛り上がっていく予兆を感じました。大人のお神輿、カッコよかった!



その創成東地域で行っている【小さな茶道教室】。おかげ様で9月も無事に、行うことが出来ました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。


秋草が咲き揃い、実りの便りが届く豊かな季節。お教えしている最中も心身が満ちるのを感じる。私にとりましても愉しいお茶席でした。



大雪山の黒岳に初雪

そろそろ札幌も紅葉の便りが

チラホラ赤みのあるお道具を散りばめて



今の時期は秋草が豊か

すすき、りんどう、われもこう、秋明菊、ほおずき

五種を取り合わせました


すすきは本来であれば、穂先が開いていない物を使いますが、暖かさのせいか一気に開花。すすきは予祝と言いますか、稲の実りの喜びを感じさせます。


すすきも秋の七草の一つ

萩、すすき、桔梗、撫子、女郎花、葛、藤袴。五七五調ですと覚えやすいと言われます。


女郎花はお棗で



桔梗は主菓子で



六花亭さん製「桔梗」

なんとも斬新なデザイン。

花弁の部分は【ういろう】です。

厚みがあり食べ応えあり。

一説によると

安倍晴明の五芒星紋は

桔梗を図案化したものと言うことです。



もう一種は「かるかん」

山芋を使った鹿児島の銘菓。

旅に出ると

お稽古用の和菓子を探します。

しっとり、ふんわり食感

後味に山芋の旨み

緑の部分はお茶の風味



鹿児島 霧島山




早朝の霧島神宮

清らかな空間でした


お神輿の様に身近な街で出会う風景

旅の非日常の風景

日々の暮らしにも生きる茶道の風景


華やかな物もあれば

ささやかな物も


そのどちらをも慈しむことで

日々が豊かになる

受け取る感性を

常に磨いて行きたいと感じています


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それではお教室のご案内です

↓ココから


洋服でも、椅子に座っても参加出来る「小さな茶道教室」 

日本の文化「茶道」に触れてみたいけれど、

本格的なお稽古は気後れすると感じる方に

まずは洋服のまま、椅子に座って

気軽に優しくお抹茶のいただき方、

お抹茶の点て方を体験なさってはいかがでしょうか?


初心者向け、全3講座

各講座 90分程


初心者向け講座① お抹茶のいただき方
初心者向け講座② お菓子のいただき方とお茶碗の拝見の仕方
初心者向け講座③ お抹茶の点て方


※初めて参加される方は、講座①→講座②→講座③の順にご受講下さい

 

※講座は1日1講座のみご受講いただけます

 

【今後の予定】


◆10月13日(日)

※9月24日から予約受付

講座① 12時~ 

講座② 15時~ 


◆11月10日(日)

※10月14日から予約受付

講座② 12時~ 

講座③ 15時~ 


場所:札幌中心部のお茶室(お申し込みいただいた方に、後ほどご案内いたします)


受講料:

初心者講座①〜③ 各3000円

(1講座お抹茶二服 お菓子付)
※当日 講座終了後にお支払い下さい

定員:1講座につき 3〜4名

持ち物:

・椅子席ではなく、畳席に入られる場合は 白い靴下をお持ち下さい

・講座②、③をご受講の方は講座①の際に差し上げました懐紙をお持ち下さい


申込先:さっぽろ雪月花
sapporo.setsugekka@gmail.com


※お名前、ご連絡先を明記の上、お菓子等の手配上、講座の1週間前までにお申し込み下さい

※仕事等の都合で、お返事を差し上げるのが2~3日後になることがあります


※キャンセルポリシー
講座の5日前~講座前日のキャンセルー受講料の50%
当日のキャンセルは受講料の100%をお支払いいただきますのでお気をつけ下さい

 

コロナ禍等のやむを得ない事情でお教室が急遽開催できない場合もございます。

その折はお申込みいただいた皆様にご連絡いたします。

※茶道の資格修得を目指す講座ではありません 

講師:辻 宗香

日常から少しはなれ
季節を感じながらゆっくりとした時間を
お過ごしになれますように

 

お待ちしております