陰徳の人

テーマ:
広島ブログ陰ながらポチしてねん☆
左翼の悪口は一休み

陰徳とは、人の見てないところで徳を積む行為をすること。

或いは、徳を積む行為をしても人に語らないこと、と考えて間違いあるまい。

人の目があるところでだけ良い行いをするのは徳があるとは言えないし、良い行いを声高に話すのも陰徳とは言えない。

人知れず、人の為になる行いをしてそれを語らないのが陰徳と言えよう。

実に日本人的で美しい考え方である!!

日経新聞で伊集院静さんが「琥珀の夢」という小説を連載していた。

毎朝これを読むのが楽しみであった。主人公はサントリーの創業者鳥井信次郎さん。

仙台在住の伊集院さんは311の震災被害に遭った。

色んな企業や個人や国から沢山の援助があったそうだが、その中で援助してくれた人が分からないのもあったそうだ。

寄付する際に名前を隠しているから匿名で分からないのも多くあったらしい。

それをしつこく詳しく追跡するとサントリーに突き当たったそうだ。

そこでサントリーと言う企業のルーツを調べるととても興味深いルーツに突き当たり「琥珀の夢」執筆になった。

鳥井信次郎さんのルーツ、サントリーの始まりは父親と母親からの教育の賜物であったのだ。

特に母親のこまさんは信心深い人であった。

サントリーが成功を収め大企業になっても母親をルーツとした理念は受け継がれ、個人的に学生を支援する事も行っていた。

「絶対にサントリーの名前を出したらアカン!」と言って、学生を支援する機構には内緒で支援していたと言う。

ある日、お世話になった学生がその事を知って信次郎さんに御礼を言いに来たが、信次郎さんはすっ呆けて認めなかった逸話も紹介されていた。

この陰徳の心は母親であるこまさんの影響が強かったのだ!!

さて、物語の文中でこまさんが「信はん、そんなことしたらアカンえ」とか「こうしやんなアカンえ」とか語尾に「え」を付ける記述がある。

今でも関西地方に残っているのか不明であるが、語尾に「え」を付けるのなんて懐かしい思いで読んだ。

伊集院さんが、関西弁の言葉まで仔細に取材した跡が窺える。

ところで、レースを知らない人でもアイルトン・セナの名前は知っていると思う。

世界的なレーサーで記録にも記憶にも残るレーサーであった。

サンマリノのイモラサーキット、高速コーナータンブレロに散った天才は陰徳の人であった。

セナの死後、お姉さんが話ったが、セナは自分の儲けをブラジルの恵まれない境遇の子供達の支援に使っていた。

これはセナが存命の時は誰も知らなかったのだ!!

「アイルトン・セナ財団」今でもあるのか不明であるがまさしく陰徳の人であった。

英雄は死してなお英雄のままなのである。

さて、サントリーの物語を読んだらサントリーのファンになる。

これからはビールはサントリーと決めたのだ!!

信次郎さんの陰徳を見習うべくサントリーを呑む度に思い出すようにしよう!!

ところでこんな画像を見つけた





オイ!!何か違うぞ><
AD