俳景俳句コーナー

今週は、なんかのはずみで、ドバイとか言う所に来ておりましてな、
時差の都合で皆さんにご迷惑をかけておるんじゃないかと思うて心配なんじゃが、大丈夫じゃろうかのう。
もう一つ困ったことに、今週分の景色を準備してなかったんじゃ。
そこで、こっちの知人に預けてあった銀細工を砂漠で写真に撮ったんで、これでお許し下され。

日本の古い楽器の笙(しよう)と琵琶じゃが分かってもらえるかのう。
琵琶なんぞは、シルクロードを通って日本にやって来たそうなんで、意外と砂漠の景色にあっとるんじゃないかのう。

面白い句が出来たらコメントから投句お願い致します。

投句はお一人三句まででお願い致します。


皆様からの投句

   何処に行く月の砂漠何のため
ローリングさん
   平安の音色流るる月に笙
thomas さん
   琵琶笙と伝統楽器も知らぬ我
thomas さん
   亡霊に平家を語る琵琶法師
thomas さん
   初夢やドバイの空へひとっ飛び
プーミンさん
   オアシスで弁天さまと春の宴
プーミンさん
   初春の風にたなびく羽衣や
プーミンさん
   琵琶の音よ砂漠の夜よ一輪の花
ログさん
   笙と琵琶今日は異国で演奏会
ハナさん
   新年の夜の砂漠で笙を吹き
Green Keeper さん
   芸術も音楽の心は国境を越えて
空さん
   行って見ようドバイの地へと琵琶鳴らし
dekokakaka さん
   笙ならしドバイに響く気楽節
dekokakaka さん
   笙と琵琶聞こえて来るよドバイから
dekokakaka さん
   金の月琵琶の音語り絹の道
mikkon さん
   琵琶の音に呼応し駱駝鼻鳴らし
jijikatura さん
   デンデンと鳴り響く音雨を乞う
jijikatura さん
  金の都異教の土地に琵琶響く
jijikatura さん
   絹の道受け継がれるも平家琵琶
きゅうさん
   木枯らしと琵琶が奏でる笙の音
まめばぁーばさん
   琵琶の音に浮かぶは与一の矢飛ぶ海
ハルさん
   寒紅や画廊喫茶に響く琵琶
がねさん
   初春や日本離れて祝うかな
えっちゃんさん
   行きたいと思うこと有りよその国
えっちゃんさん
   笙の音にビワが伝へるドバイかな
丸さん
   憧れし和の銀細工ドバイ旅
丸さん
   シルクロド絹と銀器が時空超え
丸さん
   笙の音の響く砂漠は静か成り
ミールさん
   聴こえ来る雅楽の音色ドバイより
ミールさん
   寒し朝届いた葉書ペルシャブルー
きなこさん
   雪のよう雅楽に交る熱い砂
きなこさん
   砂漠こえ雅楽伝来はるばると
砥水さん
   笙の音を奏でてみたい砂の民
アボカリン ☆さん
   見えねども筑前琵琶の音明かし
社会不適合オヤジさん
   あなた踏む黄金の砂異国の地
マダムDさん
   友の旅コーラン聞こえ風薫る
マダムDさん
   日脚伸ぶ砂丘に流る笙の音
ねこじゃらしさん
   銀細工ドバイを届く睦月かな
ぼんちゃん
   笙吹けばおもしろ音だと蛇踊る
へんなおじさん
   異国よりロマン奏でる琵琶法師
へんなおじさん
   砂漠の地七色奏で夢運ぶ
へんなおじさん
   胸に抱く祖国の音月夜の砂漠
あさこさん
   琵琶の音にらくだもほっこりひと休み
演歌太郎さん
   雪の夜に音色悲しや平家琵琶
たぁ坊さん
   砂の上琵琶の音を聞くウォークディスウェイ
パティさん
   モカの肌絹のラインに琵琶の音
パティさん
   砂の中さらさら溶ける自身かな
Lucky さん
   春の宵琵琶に聞き入り一献を
ハイジさん


お名前の間違えや誤字があればコメントからお知らせ下さい。

蛇足なんじゃが、ドバイと言う事でワシがえらい金持ちで優雅に旅行なんぞしている様に勘違いして頂いている方がいらっしゃる様なんじゃが、
のっぴきならぬ用事で無理矢理ここへ連れて来られている状態で、
正直、ワシも何でここに居るのかよう分かっとらんのじゃ。
そんな訳で、これからも京都の山奥のジジイじゃと思うてお付き合い下され。



日々是好日