先日、国語力を上げる方法をご質問いただいて、ポツポツ思い出したことを書いています。




他には、大人の常識というか、世間を知る、歴史を知ることが大切かなと思います。

(時間と手間がかかります)


学年が上がると難しいテーマを扱うことが増えてきます。


「人種差別」や「身分制度」を知らない息子たちは、虐げられる悔しさを理解できないので、登場人物の気持ちが理解できないことが多かったです。


「え?そんなことで馬鹿にされても、気にしなきゃいいじゃん🦊」


とか言うので、奴隷制度のことが描かれたマンガを読ませたり、食事中に映画やドラマを観て、それについて話したりしました。


おすすめ👇



そして寝かしつけのときには、楽しい絵本を読むだけじゃなく、子どもが主役のお話を作って聞かせます。


    

(ぎん太著書より)


みんなで楽しく暮らしていたある日、急に違う国から外国人が来ました。
『わあ〜、黄色い猿だー、うちの農園で働かせよう!』
と、縛られて連れて行かれてしまいました。
ママとぎん太とコン次郎は違う家に売られて、身体に焼印を押されました。
熱くて痛いかったけど、薬は貰えません。
ご飯は1日1回、腐りかけのパンだけ。
鞭打たれながら働かされて、逃げた仲間は殺されました。
この先死ぬまで学校も行けないし、遊びにも行けず、家族にも会えません。


「もしも自分だったら」と想像しないと理解できないので、そういう話はしょっちゅうしました。


「今も世界中にそういう理不尽なことは起こっていて、自分たちが恵まれていると思うなら、虐げられている人たちを助けなきゃいけないよね。」


そういう気持ちは学習意欲にもつながりました。


これも知っておくべきこと👇


その他、アウシュビッツ、原爆に関するお話も低〜中学年の頃からよく読ませ、話し合いました。




読解問題は、数十年前に書かれたものも多いです。


日本の近現代のことを子供は意外と知らないので、当時の生活がわかる作品もよく読ませました。


「国語を得意にするためには、とにかく漫画でも映画でもアニメでもなんでも良いので触れさせてあげてください」


って、お世話になった(入塾してないのに)塾の校舎長が言ってたけど、本当だったな〜と振り返って思います。




何に関してでも、考えを話し合うことが学力や考える力を鍛えたのかも