今日のミッションは、福島の倉庫と宮城の倉庫2カ所降ろし。
先輩ドライバーからも「それ休憩なしで間に合うかどうかだ」
って言われてたので、少々不安だった。
2時に車庫に到着。
すぐに私物を積み込み出発時刻を日報に書き入れ、タコグラフをセットして出発。
昨日は仕事終わって帰宅したのが21時半。
風呂やメシ、それから日記をつけたり自分のことをやってから寝たので睡眠時間は3時間弱。
ちょっとこれが続いたらまずいなぁ~。
と思いながら国道6号線から355号線、4号線へ走った。
深夜だけに交通量はほとんどなく、順調過ぎて怖いほど進む。
朝飯を買うためにコンビニに寄った。
広い駐車場に1台も車がなかったので、やってみたかったことをやってみた。
普通車と同じように店の前に停めてみること。
やっぱ大型では無理があった。
中のバイトの男の子をびっくりさせてしまったようだ。
これで突っ込まれたらトラックの圧勝だな。
(もうやらないからね~)
数時間走行後、またコンビニ。トイレ休憩。
大型車の停まれるコンビニが今はたくさんあるが、昔はかなり不便だったんだろうな~。
まあ、大型車可のコンビニでも普通車がちょこちょこしてるので、コンビニの出入りはとても緊張する。簡単に踏みつぶしてしまいそうで怖い。
一件目の福島(二本松市)は、朝6時に到着すべきと言われていたが、延々と国道4号を走り、どう考えても間に合わないだろうと思って急遽東北道に乗った。高速は往復で6,000円までと決められていたので、すぐに乗ることはできなかった。
二本松インターで降りたとき料金は4,410円。もっと早く乗っていたらオーバーしていた(オーバーしたら自腹)。
そして着いたのは目標の6時を大きくオーバーして7時45分。
しかも受付して呼び出されるまでトラック内で待機するしかない。
8時10分、比較的待ち時間も短く荷下ろしの指示が来たことになるが、焦っているのでようやくかといった感じ。
急いで荷下ろしをしたが、この歳では昔のように力仕事は持続できず、降ろし終わって時間を見ると9時30分、伝票を受け取って9時40分。
もう一カ所の宮城は受付が11時までで締め切りだから全区間高速乗っても間に合わない。
事務所へ連絡して説明すると、相手先に交渉してみるからもうしばらく待機せよとのこと。
数分後折り返し連絡がきた。
到着時間次第では降ろさせてもらえそうだから全て高速で向かうよう指示を受けた。
が・・・高速使っても到着したのは12時半だった。
もちろん荷下ろしは拒否。
倉庫側も予定があって、午後からは荷下ろし場所で今度はそこから各地へ配送に向かうトラックへの積み込み作業があるのだ。
今回はそのまま帰ってきて、週明けにもう一回宮城へ向かうよう指示を受けたが、倉庫側では明日(日曜)に持ってきてくれても良いですという言葉を聞いていたので、事務所に「このままここで待機して明日搬入する方が燃料代も高速代も無駄にならないのでは?」と提案すると、「それをしてくれるのか」との回答だったので、トラックに一泊することになった。
燃料代や高速代がもったいないのもあったが実際にはそれよりも仮眠させてもらいたかったことと、こんな遠いところにまた出直すことを避けたかったことの方が強かったりする。
これでトラックの中でも慣れない睡眠とはいえ、寝る時間を確保できたわけで、早速トラックを停められる場所を探した。
なんだか自由を勝ち取ったような気になって、つい岩沼市を散策してみたいくらいの気持ちになったが、巨大な図体のこのクルマを持ってはどこにも行けない。
せっかくここまで来たのだからと考えると、
「麦飯牛タン丼でも食いに行くか」
「家族に萩の月でも買って帰るか」
「実家に笹かまでも送ってやるか」
なんて自衛官時代さながらの感覚になる。
が、余計なカネは使えない・・・。
「取りあえず腹ごしらえ」と思っても、入れる食堂なんて見当たらず、「またコンビニか・・・」。
たまにトラックが停まっているようなラーメン屋を目にするので、そんなラーメン屋を探してしばらく走ると、トラックを停められる駐車場はなかったが、100メートルくらい離れた道路脇に公衆の休憩所のあるラーメン屋を見つけたので、その休憩所へ駐車して徒歩でラーメン屋へ入った。
麻婆ラーメンの4辛と餃子を注文した。
強烈な睡魔と同じくらい強烈な空腹感があったので、財布には千円札3枚しか入ってなかったが手持ち金の温存なんて気にもしなかった。
眠気と戦いながら食べ尽くすと、もう居ても立ってもいられないほど横になりたくなり、急いでトラックに戻ってトラックの寝台で爆睡した。
・・・介護の学校とはほど遠い世界に生き始めているなぁ~。
仙台とはいえど、この時期はまだ残暑でトラックの中は結構暑い。
エンジンをかけっぱなしでエアコンを作動させたいが、燃量計はすでに残り半分。
まてよ。このクルマはダブルタンクだったはず。
しかも片方はいつもコックを締めていて片方しか使ってないんじゃなかったっけ?
トラックを降りて燃料タンクを確認すると、残念ながらダブルタンクはコックが開いていてキャップを開けて覗いてみると、両方とも半分になってた。
ガッカリ。
片方しか使っていなければもう片方は満タンのはずだった。
そうなっていればコックを開ければ満タンのタンクも使うことができた。
結局、エンジンを止めたまま寝台に寝転んだが、睡魔のおかげで暑さは気にしている間もなく爆睡が始まった。
午後3時くらいに寝たのだと思う。目が覚めたのは夜10時過ぎだった。
睡眠不足ってのは効率が悪い。
3時間は寝ていたはずなのにそこから7時間も寝てしまう(合計10時間)のだから。
そこからはもう目が冴えてしまい、この時間なのに体力が復活してしまっている。
まずいなこれは・・・。このまま朝まで起きていれば明日はまた眠い状態で運転することになる。
そうだ。酒飲もう。
トラックの仕事はじめてからはほとんど酒を飲んでいない。
たまにはいいだろう。
酔っ払ってしまえばまた寝れるかも。
近くのコンビニまで走って酒とつまみを買った。
こんな状態でもブログ用に撮影を続ける自分に改めて驚く。
でも、こんなに記事作成にこだわっているのは、実は介護の講座(や看護助手の講座)の開講を待っている人たちがいるからだ。
どうしても開講できない今、校長である自分にとって現状を報告しながら復活を目指している状況をお伝えするのが俺なりのせめてもの誠意なんだ。
このまま翌日の行動予定や介護の学校のことなど考えながら酒を飲んでそのまま寝た。
【福島県二本松市】
晴,1066号車(10トン),?Km
0145 自宅発
0200 事業所発
R6,R355,R50,R4,東北道(西那須野塩原~二本松)
0743 現着(運転:5時間40分)
0745 受付完了
0745~0810 トラック内で待機
0810 荷下ろし指示(バースNo.15)
荷下ろし開始(6パレット+バラ,手降ろし)
0940 荷下ろし完了
0942~0956 2件目間に合いそうにない旨事務所へ連絡。
事務所より、ダメもとで向かうよう指示受ける。
1000 現発
1010~1200 東北道(二本松~白石)
1230 現着
倉庫側受付拒否(時間オーバー)
事務所へ連絡。事務所より配車ミス謝罪あり。本日はこのまま帰還して来週再度配送し直しの指示を受けたが、このまま現地に滞在して明日降ろすことを提案(高速代、燃料代がもったいない)、事務所よりそのまま滞在の指示を受ける。岩沼市内に一晩滞在することに。
業務中断
国道6号線沿いのパーキングを見つけ、そこで一夜明かすことにした。
1500~2200 車内寝台にて仮眠
2200~2330? コンビニ買い出し。車中で飲食。
2330? 就寝
運転時間:5時間40分
荷下ろし:1時間30分
積込み等:0時間0分
明日→宮城で荷下ろし、帰還