松谷みよこさんといえば、いないいないばぁ

ですよね。


こちら童心社のHPによると、

日本で1番愛された絵本のようで↓



鉄板で子どもがよく笑う!と言われてうちにもあります。

が!

うちの子全然食いつかなかった…

他の松谷みよ子さんの赤ちゃんの本シリーズもあんまり…

なんで?←知らん


ということがあり、なんとなく、松谷みよ子さんとは相性が悪いのかなあと思ってました。

すみません


が!

子どもが好きな妖怪あずきとぎの話を探していて、見つけた本これ↓

全部で5話ありますが、子どもは『へっぷりよめさま』と『あずきとぎのおばけ』のお話に食いつき毎日読みました。基本図書館で借りてます


子どもはおなら好きですよね。おならのことを『へ』って言うのを初めて知ったみたいです。


そして松谷みよ子さんの文の美しいこと!


へっぷりよめさまの中で、


とのさまも けらいも、あにさも 

よめさまも、子どもたちも、

しばらくは なにも いわず、

しるを ぽたぽた たらして 

なしに かぶりついたと。

『こげに うまい なしは 

はじめて くうたぞ』


という一節があるのですが、

この表現、この梨めっちゃ美味しそう!!


独特の言い回しがあり、でも伝わってきて

この日本語の美しさは子どもに読んであげたい。


一気に松谷みよ子さんにハマりました!親が



やまんばのにしきは、

ちょうふくやまのやまんばがこどもうんだで、もちついてこう。

で始まるのですが、展開もドキドキ。怖そうで怖く無い。

大人も読むのが楽しい絵本。

オススメです!


赤神と黒神は女神を取り合う話で、ちょっと長くて早かったかな。

勝手に始めた戦いで勝った方を、女神が選ぶ訳ではないところが私は気に入った。


とうきちとむじなは、妖怪の『きじむなぁ』でてくる?とタイトルの方が気になったよう。


松谷みよ子さんの日本語、素敵やな〜←語彙ない私にぴったり