桜花「ここが・・・ドンドルマか・・・」
謎の赤髪ロリ顔少女から受け取った手紙。
それは紛れも無く大長老からの手紙だった・・・
手紙(貴女の話は聞いておる、それなりに腕の立つ・・・)
ここで桜花は読むのをやめた。
どうせ似たり寄ったりな文章なのだろうと思ったからだ。
桜花「まずは・・・手紙をよこした大長老とやらに会いに行こうかしら」
そう言い歩き出そうとした時・・・
赤髪「久しぶりですねぇ~♪」
桜花は一瞬にして、顔が無表情になった。
この手の女が嫌いだからだ。
桜花「えぇ・・・何か用かしら?」
赤髪「うん♪君を待ってたんだからね!」
桜花「(♯^ω^)・・・」
必死で自分を抑える桜花
(ダメよ・・・ここでキレてしまっては・・・貴重な情報源なんだから・・・)
桜花「到着したのはいいけど・・・まずは・・・」
赤髪「まずはハンターズギルドに登録をしに行かなきゃだね!」
桜花「えっ」
赤髪「えっ」
短い沈黙、先に破ったのは桜花。
桜花「私、無所属扱いなのかしら?」
赤髪「ややこしい話は、説明めんどk・・・えっと・・・」
イライラが爆発寸前の桜花、ついつい言葉が棘々しくなる。
桜花「言いたい事があるなら、はっきり言いなさい」
鋭い眼光で射抜かれる赤髪の少女・・・
(やっぱり、噂通りね・・・)
赤髪「え・・・えっとね」
桜花「・・・・・・・・・・・・」
赤髪(キツイ・・・!プレッシャーぱねーっす!)
尋常では無い鋭い眼光・・・
赤髪(なるほどねぇ~、あいつらが欲しがる訳ね~)
赤髪「メゼポルタ広場・ドンドルマの公共施設を使うためには、ここ独自のハンターズギルドに登録しなきゃ・・・なんです^^;」
桜花「なるほどね・・・いいわ、案内してちょうだい」
赤髪「了解で~っす、お姉さま♪」
桜花「(♯^ω^)・・・」
ーーーーメゼポルタ広場・ハンターズギルド受付ーーー
桜花「いったい・・・どう言う事だ!?」
受付嬢「ですから、別の村・町で製作した武具やアイテム・材料の持ち込みは原則禁止となっておりまして・・・」
桜花「納得出来るだけの理由、あるんでしょうね?」
そう言い、受付嬢を睨みつける桜花。
石のように固まって泣きそうになっている受付嬢(入局3ヶ月の新人
赤髪「まぁまぁ、落ち着いて、ね!」
桜花「これが落ち着いてられるとでも・・・?」
大噴火寸前の桜花をなだめる赤髪。
受付嬢に変わり、赤髪が補足した
赤髪「他の村や町で作った武具ってさ、その町その町で特徴があったり、性能が違ったりするでしょ・・・?」
桜花「そうね」
赤髪「他の所で作った物を持ち込んだりしたら、工房の人たち困っちゃうでしょ?強化とか修理とか^^;」
桜花「そうね・・・でも、素材は?モンスターの素材は問題ないでしょ?」
苛立ちを一切隠さない桜花に、精一杯の虚勢で立ち向かう赤髪。
(はぁ・・・帰りたいよ~・・・しかもコレ言ったらもっと怒るだろうし・・・)
赤髪「ここのギルドに登録すると、今までの経歴は関係なく・・・ハンターランク1からのスタートになります!」
桜花「な・・・!」
何かを言おうとする桜花を遮り、赤髪は続ける。
赤髪「他の村や町での経歴はココでは通用しません!ドンドルマのギルドでの評価が全てなんです!」
深呼吸して・・・
赤髪「だから、1からスタートして・・・ギルドの信用を獲得するしかないんです!」
肩で息をする赤髪、無言で何かを考えている桜花・・・
そして時は動き出す・・・
桜花「解ったわ・・・今更ポッケ村に帰る気もないしね・・・」
そう言うと受付嬢に向きなおる。
桜花「この条件でいい・・・ハンターズギルドに参加するわ。」
受付嬢「ひゃ・・・ひゃい!しょれ・・・コホン、それではこちらの書類に・・・」
赤髪(もっとごねるかと思ったけど・・・まぁ、結果オーライね♪)
無事に仮登録を済ませた桜花、後は審査が通るのを待つだけである。
赤髪の少女の案内で、宿に向かう途中・・・
桜花「もう2つほど、聞いておきたいんのだけど」
赤髪「なんですかぁ~?」
桜花「そのしゃべり方って、わざと?ブリッコ?」
赤髪「違いますぅ!普通にしゃべってるじゃないですか~!」
桜花「受付にいた時はまともにしゃべってたじゃない・・・」
何かを思い出したかのように立ち止まる桜花。
後ろから赤髪に問いかける・・・
桜花「そういえば・・・まだ名前、聞いてなかったわね」
赤髪「ふぇ?」
桜花「名前よ、な・ま・え」
少し驚いた顔を見せた後・・・赤髪は・・・
赤髪「シエルです、シエルちゃんって呼んでください♪」
桜花「で、今日泊まる宿は?」
シエル「( ^ω^)・・・」
ーーーーードンドルマ・大老殿ーーーーー
「例の女が到着したようじゃの」
「そのようで・・・今は※※※に監視させております」
「あの猟団とだけは、接触させるでないぞ・・・」
「セブンウェポンズですか・・・」
「うむ」
「解っております・・・しかし、彼女がこちら側についてくれるでしょうか」
「そこは、※※※に任せるとしよう・・・信用できるんじゃろうな?」
「※※※ですか?・・・実力は確かなのですが・・・・・・」
「ううむ・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たぶんきっとおそらく続く。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
キメエとか等のクレームは一切受け付けないからね!
それじゃ、今日は失礼するわ。
また会いましょう・・・
2鯖・†セブンウェポンズ†
役職・ガンランスぽん
真名・桜花
通称・独眼ぽん