【YouTube】LINE6 AMPLIFi 150 & 75 レビュー | ぎんじねこ -ginjineko-

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30分以上ある長編レビューなので、時間のある際にじっくりご覧ください。

前回のフォトセッションに引き続き、今回はAMPLIFiの機関部といっても過言ではない「AMPLIFi Remote」を中心にレビューしていきます。

AMPLIFiは単体でもギターアンプとして電源投入後にすぐ使える手軽さがあります。
そして更に、App Storeにて無料で配布されている「AMPLIFi Remote」を使う事で、AMPLIFiの機能を余す事無く使う事ができます。

AMPLIFi Remoteを使う事で出来る様になる事は以下4点

1、ワイヤレスコントロール
AMPLIFiとAMPLIFi RemoteをインストールしたiPad/iPhoneはBleutoothでワイヤレスで接続され、全ての機能はアンプに触れずに、離れた場所からでもタッチ操作だけでコントロールが可能になります。

2、アンプシミュレーター
内蔵DSPによる、アンプ70種以上、エフェクト100種以上、スピーカー・キャビネット20種以上、同時8エフェクトを自在に組み合わせてオリジナルのトーンを作成することができます。

3、音楽ストリーミング
AMPLIFi RemoteをインストールしたiPad/iPhoneの音楽ライブラリーを、BluetoothによりワイヤレスでAMPLIFiに送られ、フルレンジの5way Stereo Speakerから再生することができます。
また、再生している曲に合わせて、AMPLIFiの為に世界で最も有名なスピーカーメーカーのCeletion社とタッグを組み開発された12インチのCeletionスピーカーは、音楽再生と完全に分離してギターサウンドを鳴らすことで、音楽に埋もれる事無く、高品質なサウンドでジャムを楽しむ事ができます。

4、トーンマッチング・テクノロジー
音楽ライブラリーとジャムセッションをする場合、再生される曲に最も最適なトーンを自動的に選択してくれるので、わざわざ音を作る必要がありません。
オンライン上に展開されるクラウドコミュニティで世界中のユーザーが作成したパッチを即座に検索し、曲がはじまると同時にロードしてくれます。
また、自分が作成したオリジナルのトーンも公開することができ、その保存数も無制限です。
発売時には7000以上のサウンドパッチがアップされており、今後もユーザーがどんどんシェアをする事で、事実上無限のサウンドパッチをAMPLIFiは持っていることになります。



【アプリのインストールとログイン】
AMPLIFiとAMPLIFi Remote iOSは二つで一つです。
なので、AMPLIFiを買ったなら必ずAMPLIFi Remoteをインストールする様にしましょう。


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AMPLIFi RemoteはApp Storeで無料配布されています。
App Storeを開いて「Line6」と検索します。

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Line6のアプリがずらりとでてくるので、AMPLIFi Remoteをダウンロードします。

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AMPLIFi Remoteを使用するためには、Line6のアカウントが必要になります。
ダウンロード中にSafariやパソコンから、Line6のオフィシャルサイトからアカウントを取得しましょう。
※なお、アプリ内からFacebookのアカウントでもログインすることが可能です。

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端末の設定からBluetoothをONにし、AMPLIFi本体の電源をいれて、青色に点滅しているBluetoothボタンを長押し(2~3秒程度)します。

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端末のBluetoothの接続画面にAMPLIFiが出てくるのでタップして接続します。
一度、ペアリングの設定が完了すれば、次回よりAMPLIFiの電源をいれると端末と自動的に接続されます。

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赤いシンプルなロゴにメロイックサインをイメージしたデザインのアイコンがAMPLIFi Remoteなので、タップして起動します。
※一度BluetoothをOFFにしたり、iOS側のBluetoothとAMPLIFiが未接続の状態でAMPLIFi Remoteを起動すると、AMPLIFi本体の電源をいれても認識されにくい場合があります。
その場合は、一旦タスクからアプリを落として、iOS側のBluetoothとAMPLIFiが接続されたのを確認してから、アプリを起動すると正しく認識されます。



【アプリの機能解説】
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起動画面です。

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起動直後のホーム画面です。
端末の音楽ライブラリー(iPod)に保存されている音楽がずらりと並びます。
左上隅の三本線のアイコンをタップするとメニューが開きます。

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上から順番に

・Music Library
端末に保存されている音楽一覧です。
上部のカテゴリーで並び替えができます。
下の再生バーの右に、1/2、ループアイコンがあり、1/2は原曲のピッチを変えずにテンポを半分に落として再生します。
ループボタンを押す事で、曲のループ、プレーリストのループ、ループ解除の順番でかわります。

・My Tones
自分で作成したトーンの一覧です。

・Favarite
トーンマッチングで見つけたお気に入りはここに一覧で表示されます。

・AMPLIFi
AMPLIFi本体のA、B、C、Dの4つのパッチにアクセスすることができます。

・Editor
アンプシミュレーター部分です。
ここで、様々な音作りをすることができます。
メニューのAMPLIFiで表示されるパッチを直接タップすると、この画面に遷移します。

・Tuner
ギターチューナーです。
AMPLIFi本体のTAPボタンを長押しすることで、アンプのレベルつまみがチューナーの役割をしますが、こちらでも利用かのうです。

・Level
レベルメーターです。
ギターのマスターボリューム等調整することができます。

・歯車アイコン
アプリの設定一覧です。
OptionのAuto Tone LoadをON(デフォルトではON)にすることで、音楽ライブラリーで曲を再生した場合、トーンマッチング機能により、クラウドから最適なトーンを自動的に一覧化しますが、その際レートが一番高いトーンを自動的に設定します。
OFFの場合は一覧が表示されるだけで、現在使用しているトーンそのままで弾く事ができます。
一覧から使用する音をタップすることで、手動でトーンを変更します。



【アンプシミュレーターの特徴/Editor】

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Editorのホーム画面です。
上部の横一列にアイコンが並んでいる部分が「シグナルチェーン」。

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以下の、法則によって長押ししながらドラッグすることで、配列を変更することができます。
※長押しすることで移動可能な位置に縦線が表示されます。

Noise Gate、 Wah、Comp、EQとAmp/Cabの位置は固定されていま す。
Vol、Reverbは長押ししながらドラッグすることで Amp/Cabのプリまたはポスト位置への移動が可能です。
同様に、“Stomp (Drives & Dynamics) ”、“Mod”、“Delay”、“Filter, Synth, and Pitch”も移動が可能で、更にシグナルチェーンの下段に表示されるパラメーター調整部分の左隅のアイコンをタップすることで、別のエフェクターに入れ替える事も可能です。
右隅の電源マークでエフェクターのON/OFFを切り替えます。
パラメーターの値はスライダーを左右にドラッグすることで調整できます。

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Amp/Cabの種類は4タイプあります。

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更に、タイプ別アイコンをタップするとスタイルに合わせたアンプを選ぶ事ができます。
アンプは1タップで選択、2タップでパラメーター調整画面に遷移します。
使い方としては、使ってみたいアンプを1タップして音の変化を確認して、好みの音がでるアンプを見つけたらダブルタップでパラメーターを調整する、といった方法が効率が良いです。

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右隅の「Cab」をタップすると現在選ばれているキャビネット画面に遷移します。

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ここでは、Eary ReflectionsとMicを選ぶ事ができます。
Micは57S、57A、421、67の4種類が用意されています。
左上のCabのアイコンをタップすると、様々な種類のキャビネットを選べます。

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こちらも、Ampと同様に1タップで選択、2タップでパラメーター調整画面に遷移します。

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シグナルチェーンでエフェクターをタップすることで、エフェクターのパラメーター調整画面に遷移します。

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エフェクターの種類が変更可能なブロックの場合は左隅のアイコンをタップすることで、様々なエフェクターを選ぶ事ができます。

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エフェクターの選択画面で左隅にTypeとでるブロックは4種類のタイプからエフェクターを選択することができます。

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作成した音色を保存する場合は、画面下のSave Infoをタップします。
ここに必要事項を入力します。
後々、トーンマッチ機能の精度を高める為に、英語を中心で入力していくようにしてください。
曲名が和名などは和名でかまいませんが、「ONLY YOU」と言う曲名を「オンリーユー」や、「Jeff beck」を「ジェフ・ベック」とカタカナや和名で入れてしまうと、トーンマッチングの際に一覧にパッチが出てこない事があるので注意が必要です。
左上のSave Toneを押す事で作成したトーンを保存します。

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保存が完了すると、右上のグレーアウトされている「Pbulish」と言うボタンが青色に変わります。
この状態で「Publish」を押すと、クラウドに作成したトーンがアップされ、世界中のユーザーとシェアすることができます。
なお、パブリッシュ後トーンマッチの一覧に表示されるには30分~1時間程必要な場合があります。



【トーンマッチング・テクノロジー】

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トーン作成時にSave Infoで正確に入力すると、Music Libraryで弾きたい曲を表示した際にクラウドから自動的に適切なトーンをロードします。
設定でAuto Tone LoadをONにしていれば、現在のトーンも一番レーティングが高いもに自動的に変更されます。

また、自分で作成したもの以外に世界中のユーザーが作成したトーンを、Save Infoの情報を中心に一覧に表示されます。

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自分自身の曲ではなくとも、CDから取り込んだ楽曲を選べば、クラウドから自動的に最適なトーンを選び出してくれます。



【AMPLIFiまとめ】
動画内では上記の内容をもっと掘り下げてレビューしています。
※一部、機能について間違った内容を話している所はテロップで修正している点お詫び申し上げます。

また、動画撮影ではアンプの音はiPhoneのカメラで直録りしています。
撮影時に、スタジオ内のボーカル用の57でマイク録りを試してみたのですが、やはりスピーカーがステレオの為に、単一指向性マイク1本では、エフェクト音やBGMの音が小さくなり正確に録音する事ができませんでした。

ライブやレコーディングで使用する場合は、複数本のマイクをスピーカーに立てて、ギターのセンタースピーカー、左右のステレオスピーカー(BGM、エフェクト兼用)と合計3本立てて、ミキサーでバランスを取る必要があります。


それ以外については、音楽ステレオのスピーカーとしても十分なサウンドクオリティがあり、ギターもドライとエフェクト音を分離することで実現されるステレオサウンの再現性は今迄のアンプでは出来ないダイナミクス感があります。

サウンド面に関しては、そこはやはりLine6。
お家芸である業界TOPのアンプシミュレーターブランドです。
全くもって安心/安定の一言に尽きます。

シミュレーターのベースとなるものはPOD Farmと言う事ですが、POD HDと聞き比べてみても遜色はありません。
厳密に判断すれば、POD2.0~HD以前までの所謂「Line6の音」を踏襲しつつ、トーンのディテールがもっとハッキリとしており、アンプやキャビネットの数も多いので、「Line6の音」だけに収まらず、様々なジャンルや方向性にマッチする音作りができます。

何より、「アンプ」と言う点で評価が非常に高くなります。
従来のアンプシミュレーターだと、どうしても出力がライン中心となり「エアー感」が出せないのですが、スピーカーにCeletionを用い、ドライとエフェクト音を別のスピーカーから出力させることで、本物のチューブアンプを鳴らす感覚とかわりなく使用することができます。

そういったしっかりとしつつも、挑戦的な最新のテクノロジーを詰め込んだサウンドをベースに、iPhone/iPadと言う今では、誰もが常用しているガジェットを機関部として搭載することで、その操作性は格段にアップしています。
単純な話、音の調整をするのにアンプの前へいってツマミを回さなくて済みます。
さらに、エフェクターの調整をするのに、しゃがんでつまみをまわさなくとも、ギターを持っているその場で親指1本で全て調整することができます。

AMPLIFi自体は自宅でのジャムセッションや、レッスン等に最適化された製品ではあり、ライブやツアーでがんがん使う製品ではありません。
普通、LIVEでは僕の様なギター1本のピン芸人じゃ無い限り、オケを手元で流して、なんてスタイルでやりませんよね。
私と同じスタイルでライブをやっている方がいるなら、それは特殊です。
ライブやツアーではDTアンプがリリースされているのでそちらを使うのがベストでしょう。
AMPLIFiはそうやって、住み分けされているアンプと言う認識が重要です。

但し、150Wのモデルについては、他のアンプに負けずにパワフルなので、純粋にアンプとしても十分に実用レベルになっています。
その際には、動画でも説明している通り、すこし、マイクの立て方を少し工夫するだけで150Wと75Wと言う高出力と言う点からライブハウスは勿論、ホールクラスでも十分に使用することができます。
おまけに、軽くて見た目がおしゃれと言うのも非常に評価が高いです。

最後に。

【AMPLIFiへの希望】
個人的には、レコーディングにもシームレスに対応できるように是非とも背面のUSBにオーディオインターフェイスの機能が欲しい所です。
5Way Speakerのサウンドは素晴らしいのですが、やはりライブでは複数本のマイクを立てる手間があるので、XLRで直接ラインに流せるアウトプット端子も欲しい所です。

現在、AMPLIFi RemoteはiOSのみに対応しています。
世界のスマートフォンの事情からすると、Androidの普及率もかなりのものなので、ユーザーの裾野を広げる為に是非とも対応して欲しい所です。

最後に、これは希望ではないのですが、トーンマッチングと音楽ライブラリーの再生について勘違いしている方がおられたので少し追記しておきます。

AMPLIFiはiPad/iPhoneに保存されている音楽を再生するもので、Jammitの様にマイナスワントラックをアドオンとして購入するものではありません。
あくまで、自分自身がCDやiTunesで購入してiPhone/iPadに保存した物を再生します。

それと、シミュレーター部分のエフェクターはバラ売りされていません。
アンプもキャビネットもエフェクターも全て入って無料で、追加のアドオン等はありません。
mobile PODにアドオン機能が無い様に、AMPLIFiも全てが無料で使用できます。

また、POD HDシリーズの接続ですが、基本的にAMPLIFiはアンプなので接続できます。
但し、PODもAMPLIFiもアンプシミュレーターです。
リットーミュージックさんから発売されている、私が書いたPOD HDパーフェクトガイドにも説明していますが、アンプにアンプを繋ぐなんて事はまずしませんよね。
AMPLIFiはアンプなので、POD HDをエフェクターの様に直列に繋いで使用する事は可能です。
但し、センドリターンが無いのでPOD HDのPre設定は使えません。

アンプシミュレーターであるPODをアンプであるAMPLIFiにどうしうても繋ぎたいと思うなら、POD HDのアンプとキャビをOFFにするFXモードで使用するか、AMPLIFi側のアンプとエフェクターを全てOFFにしたクリーンで、直列に繋いだPOD HDで使用するのがベストでしょう。

個人的には、シミュレーター部分は両方とも同じ方向性なので、両方繋げるメリットは無いと思いますが。



発売は3月末を予定しているので、是非このレビューを参考にして頂きじっくりと検討頂けたら幸いです。

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