【レビュー】LINE6 AMPLIFi アンボックス フォトセッション編 | ぎんじねこ -ginjineko-

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※発売後のマニュアルについて赤字にて修正追記しております。

今年のNAMM2014でLINE6が新しいギターアンプを発表しました。
その名も「AMPLIFi 150 & 75」。

■LINE6 AMPLIFi Official
http://jp.line6.com/amplifi/


■LINE6のオフィシャル動画はこちら


発表前から、LINE6のオフィシャルサイトでは、AMPLIFiの片鱗をちらちかせたティーザー広告が打たれ、私自身も非常に興味を掻き立てられ発表を心待ちにしていた所、期待以上の製品であり、さすがアンプシミュレーター業界のTOPを走るLINE6、一筋縄では収まらない多機能でありながらUIはすっきりとシンプルに、操作性も十分に考慮されたものに作り込まれています。

また、AMPLIFiの最後のiが小文字となっており、Wi-FiやBluetoothを利用した昨今のワイヤレスブームを意識したネーミングにも遊び心が見られ、実際にAMPLIFiにはBluetoothが搭載されており、別途App Storeから無料で入手できるAMPLIFi Remoteというアンプの機関部を担うアプリをBluetoothで接続し、LINE6のお家芸であるアンプシミュレーター部分をフルカスタムすることで、通常のアンプではできない多彩な音作りが可能になり、また、最高クラスを誇るBluetooth ストリーミング・スピーカーにより、iOS端末の音楽をワイヤレスで再生する事が出来るパワフルなスピーカーにもなります。

本アンプに搭載された5way Stereo Speakerによって、ギターアンプとしてはかつて無い高精度のステレオサウンドを出力させる事ができるパワフルなギターアンプなのは勿論、iOSを介してその全てを組み合わせて音楽ライブラリーとのジャム演奏、ギタートーンの検索や作成、エディット、共有ができる革新的なiOSプラットフォームとの統合性を実現しています。

アンプ容量は、150Wと75Wの2機種をラインナップされており、いずれも日本では3月末の発売予定となっています。
税別価格は「AMPLIFi 150」が5万3500円、「AMPLIFi 75」は4万2500円と、充実した機能面を考慮にいれても他のアンプより圧倒的なコストパフォーマンスを実現しているのも大きな魅力のひとつです。

今回、LINE6さんより発売前のパイロット版である、「AMPLIFi 150」をレビュー用にお借りできたので今後数回に分けてレビューを行っていきたいと思います。
また、YouTubeの動画レビューも準備中ですので、本記事含め今後の更新をお楽しみ頂けましたら幸いです。

さて、レビュー第一弾はお約束のアンボックス(開封の義)と主要機能とちょっとした裏技を含めたフォトセッションにてお届けしたいと思います。



【AMPLIFi 150 の大きさ】


まずは、箱入りの状態でのサイズ。
VariaxとiPad miniを比較用に並べてみました。


次に箱だけ。
パイロット版なので箱はかなりくたびれていますが、黒を基調としたかっこいいデザインです。


裏にはAMPLIFiの大きな特徴が英語で大きくタイポフラフィされています。


今回はパイロット版なので、電源ケーブルと注意書きの紙が1枚はいっています。

マニュアルについては以下のURLにアップされており、印刷版が製品に付属するとのことです。
http://jp.line6.com/support/manuals/amplifi150


製品版には簡易取り説が付くのかもしれませんが、付かないかもしれません。
基本的にPOD HDもそうですが、LINE6のオフィシャルサイトからPDFでかなり詳細な取り説をダウンロードすることができるので、今回もその可能性があります。



実際に150Wと言うと相当なサイズと重さを想像してしまいます。
スタジオやライブハウスでおなじみのマーシャルの4発フルスタックで100Wなので、それよりも50Wも容量があるとなると大きさは勿論、重さも相当な物になるのではないか、と思ってしまいますが実際にはかなりコンパクトです。
コンボタイプと言う事もありますが、部屋に置いていても邪魔にならず、筐体のデザインもシンプルでモダンな作りになっており、ちょっとした家具的な要素でしっくりと馴染みます。
写真は150のものですが、Variaxと比較してみてもその大きさがかなりコンパクトなのがわかります。

現実的な大きさで例をあげると、スタジオでは定番のFenderのTwinとほぼ同じ大きさで重さの体感としてはTwin半分程度の重さです。
実際にはTiwnで約30kg、「AMPLIFi 150」は16.2kg(AMPLIFi 75は9.3kg)なので、実際の重量もほぼ半分程度となっており、見た目よりも相当軽くなっています。



アンプのコントローラーは上部にまとめられているので、正面からみるとおしゃれなスピーカーにしか見えないシンプルさ。
黒とワインレッドの比率が絶妙なので、ギターアンプとしてではなく、iOSの音楽ライブラリーと連動させれば服屋やバーの店内のスピーカーとしても十分馴染むと思います。



上部のコントロールパネル類もシンプルにまとまっています。
基本的な機能以外の大部分はiOSのAMPLIFi Remoteと連動させる事が前提なので、ここまでシンプルにまとまっています。
ギターを鳴らすだけ、と言う点においてはコレだけで十分なサウンドメイクが可能です。


横幅のサイズがわかる様にiPad miniを並べてみました。
写真ではほぼ同サイズですが、iPad miniの左右に+1cm程度の大きさがあります。
それでも十分小さくまとまっています。



人物比較。
ギターを構えた状態での大きさ。



【入出力端子と活用法】


背面部分。
すっきりとまとめられており、何がどうなのか非常にわかりやすくレイアウトされています。


・ヘッドフォン端子(ステレオフォーンジャック)
・AUX(ステレオミニフォーンジャック)
・FBV PEDAL
・USBコネクター
・電源コネクター
・POWERスイッチ

こちらもシンプルにまとまっています。




ヘッドフォンジャックはフォーンジャックなので、イヤフォン等のミニジャックの場合は、別途別売りでステレオ変換プラグを使う事で接続することができます。



【ライブやレコーディングでの裏技】
AMPLIFiにはラインアウトが実装されていません。
また、出力スピーカーが特殊な配列のステレオの為、ライブなどでは最低3本のマイクをアンプの前に立てないと、正しいサウンドで出力できません。
※詳しいスピーカーシステムについては後述します。


ヘッドフォンジャックからステレオ-モノラル分岐のケーブルを使用することで、オーディオインターフェイスやDIに直接インプットさせる荒技もできますが、音痩せした様な音質になってしまいます。

なので、ライブやレコーディングの場合は、マイクを立てる必要があるのですが、その際にキャビネットにベタ付けよりも、少し離してOFF気味にマイクを立てる事で5way Speakerの出力をバランスよく拾う事ができます。
※但し、モノラル出力となる点に注意が必要です。





AUXはiPhoneやiPadもしくは、その他のMP3プレイヤーや外部の再生機器を接続して、スピーカーとして利用する場合に使います。
但し、AMPLIFi RemoteをインストールしたiPadやiPhone端末をBluetoothで接続すると、ワイヤレスで音楽ライブラリーを再生できるので、わざわざ有線を活用する必要はありません。
それよりも、キーボードや自宅のCDステレオ等を鳴らす場合でAUXを活用する事になると思います。


FBV PEDALコネクター。
AMPLIFiにはサウンドパッチを4ch利用することができます(後述します)
その4つのパッチはアンプ上部のコントロールパネルのTONEボタンで切り替えることができます。
曲中にパッチを切り替える際に、態態アンプのボタンをおすのも手間で、タイミングによっては不可能なので、そういった場合にFBV PEDALを接続しておくと足下でサウンドパッチを瞬時に切り替えることが可能になります。


電源コネクターは付属のケーブルをしっかり差し込みましょう


ここでアンプのON/OFFを切り替えます。


USBコネクターについては、現時点でUSBの機能が実装されておらず、USBケーブルとPCを接続してもAMPLIFi単体でオーディオインターフェイスとしては動作しません。


接続するとPCには「Tone Match Audio」というデバイスで認識されますが、この状態でAMPLIFiにはPCのサウンドがアウトプットされないのは勿論、AMPLIFi側のサウンドもPCには入力されません。

AMPLIFiのコア部分がデジタルシミュレーターなので、今後ひょっとするとオーディオインターフェイス化されるかもしれませんが、現時点ではオフィシャルのヘルプでもアナウンスされている通り、現時点の機能はありません。

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http://line6.com/support/page/kb/_/japanese-support/amps/amplifi-faq
Q: AMPLIFiの背面にあるUSB入力はどのような機能を持っていますか?
A: 将来的に活用するため搭載されていますが、現時点では機能は持っていません。
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※また、AMPLIFiのファームウェアアップデートはアプリのAMPLIFi Remoteより行われます。




【コントロールパネル


・Bluetooth
・TONE
・TAP
・ギターIN
・EQ
・ボリューム
上記が整然と並んだすっきりしたコントロールパネルです。


Bluetooth
電源をいれると青いLEDで点滅します。
点滅した状態で、iPad/iPhoneの設定画面からBluetoothをONにし、AMPLIFi側のBluetoothボタンを長押しする事でペアリングできます。



ペアリング時にはキーは必要なく、iPhone/iPad側にAMPLIFiが出てきたらタップするだけでペアリングが完了します。
一度ペアリングが完了すると、次回からは自動的に接続されます。
ペアリングが完了すると、点滅から点灯に変わります。



TONEボタンを押す事で、ABCDのパッチを順番に変更します。
デフォルトの設定では、A=リズム用のドライレガシーな歪み、B=リード用のウェットモダンな歪み、C=ドライクリーン、D、ウェットクリーンが設定されています。
この4種類のパッチはAMPLIFi Remoteを使用して自分の好みのトーンにカスタマイズすることができます。
また、FBVペダルを接続することで、足下でパッチの変更が可能になります。



TAP
ディレイ等のタイムをこのボタンを押す事で設定することができます。
また、長押しすることでチューナーになり、ボリュームノブのLEDインジケーターがメーター代わりとなります。



ボリュームノブ
デジタルボリュームノブです。
カチカチと一目盛りごとに止まる仕様になっており、一つ回すごとにLEDが反応していきます。
150Wではかなりの音量がある為に、ひとつの目盛りを回すだけでも結構な音量差があります。
自宅で音を出すと言う基準で判断すると、ウチでは4で程よく、5まで回すとかなり大きな音に感じました。
また、音楽ライブラリーと一緒に弾く場合はマスターボリュームとなります。
音楽ボリュームだけ音を上げたり下げたりする場合は、iPhone/iPad側のボリュームで調整する必要があります。
※アプリ側の音楽ライブラリーの音量を調整する機能はありません。



良くあるDIRVE、Bass、Mid、Trebleの4wayのEQですが、AMPLIFi Remoteを使用することで、アンプによってはアプリ内でPresenceを調整することができます。
また、別途リバーブとFXが付いており、ミックス量を調整することができます。


AMPLIFiはフルレンジでサウンドを出力できます。
それを実現する為に、ギターのドライ音はセンターのスピーカーから。
そして、エフェクト音は左右のステレオスピーカーから出力され、ウェットとドライを完全に切り離して出力できます。
こうすることで、従来のギターアンプでは不可能だった、フルレンジのサウンドメイクが可能になり、音に3Dの奥行きを持たすことができるようになりました。


ハンドル
コントロールパネルの段差になったところが、ハンドルになっておりここを持つ事でアンプの持運びができます。
下手なベルトなどでほぼツライチのシンプルな筐体デザインを壊さない、気配りが伺えるデザインです。



【アンボックスまとめ


特筆すべきは、サイズに見合わなずかなり軽いと言う事。
女性が簡単に片手に、とまではいきませんが、一般的な成人男性であれば150であっても片手で持運びができます。
75になると更にコンパクトになるので、自宅の練習はもちろん、ちょっとしたジャムセッション等でも持運びは簡単だと思います。


また、筐体のデザインが「アンプアンプしていない」。
ひとつの家具の様なデザインでギターと一緒においておくだけで存在感があるモダンなデザインです。
ごちゃごちゃした機械的な見た目が好きな方には物足りないかもしれませんが、ギターアンプだけでなく音楽プレイヤーとしても利用できると考えれば、ひとつのインテリアとして十分な存在感と機能を持ち合わせています。
また、Bluetoothによるワイヤレス化により、余計なケーブルを必要としない点で、たこ足配線の見た目の悪さからも解放されます。


機能面は次回のレビューにまとめますが、かなりの高機能でありながら全てがシンプルにまとめられています。
単純に、AMPLIFiを箱から出してギターをシールド1本で繋いで電源をいれるだけ。
それだけで、すぐにフルレンジのサウンドでギターを弾く事ができます。


また、AMPLIFi Remoteを使う事で、アンプ70種以上、エフェクト100種以上、スピーカー・キャビネット20種以上、同時8エフェクトという、膨大なサウンドカスタマイズが可能です。
トーンはPOD Farmをベースとしているので、70年代のクランチオーバードライブから、現代のハイゲインディストーションまで自由にサウンドメイクが可能です。
また、ストリーミングクラウドにアクセスすることで、自分のカスタマイズしたトーンを共有したり、世界中のユーザーが作成したトーンをすぐに利用することができるので、実質無限のプリセットを使うことができます。
更に、トーンマッチといって、音楽ライブラリーに入っている曲に合わせてジャムセッションをしたい場合、わざわざ曲に合わせて自分でトーンを作ってと言う過程を経ずに、自動的に曲にあったトーンをチョイスしてくれます。


これだけの事がこの1台でできてしまうのがAMPLIFiの魅力で、手元にiPadとギターだけで全てをコントロールできる利便性は一度試すとやめられません。


勿論、iPhoneでも可能ですが、小さな画面より大きな画面の方が圧倒的に見やすいので、iPadをお勧めします。

それと、単純な音楽スピーカーとしての性能も秀逸で、5way Stereo Speakerの恩恵が素晴らしく快適なリスニング環境で楽しむことができます。
また、AMPLIFi Remoteを起動しなくてもBluetoothでAMPLIFi本体と接続するだけで、ワイヤレスで手元のiPhoneやiPadの音楽ライブラリーを再生することができます。
これが、かなり快適でして、ウチはPCデスクの横にPOD HDとギターを4本置いており、そこにAMPLIFiをセットしています。
そして、PCデスクの上に乗せたiPadの操作だけで音楽が聞けます。
また、ギターに手を伸ばしてiPadでAMPLIFi Remoteを起動すると、そのままオケに合わせた練習は勿論音作りもできてしまいます。
座ったままで全てがこなせるという便利さは一度体感するとやめられません。


次回は、AMPLIFi Remoteとサウンド面について深く掘り下げたレビューを行いたいと思います。


最後に、アンボックスした工場出荷状態のままのサウンドをエアで撮ってみたので、確認してみてください。
撮影はiPhoneのカメラとマイクです。
とりあえず開封してそのままサクッとチェックした簡単な動画なので、機能や使い方の動画については後日アップします。

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