いつもいつも「サンデー銀次」を読んでくださってありがとうございます。
一昨日、昨日に続いてコメントをくださった方へのお返事です。
初めて、お返事が3日にわたってしまいました。みなさんからのコメントが熱く内容が濃くなって来ている証拠です。どうもありがとうございます。最近は僕の方がタジタジになりそうです。

昨日はまた下北沢あたりのリハスタで、uncle-jamのリハをやりました。
5月8日には、僕たちがパブロックに影響されて始めたという原点の気持ちを忘れないという意味で、ある曲を選曲しています。どの曲かはどうか本番までお楽しみに。




■ ジェフ・松本・クラプトンさんへ

「サイモン&ガーファンクル」をサイガーと縮めた人はあなたが初めてではないでしょうか。普通S&Gとかですよね。
軽い衝撃を受けました。獣神かと思いましたよ。
ネオフォークの原点のサイガーにもさらに原点があります。それはエバリー・ブラザースです。





サイガーがこの曲をライヴでカバーしていたのは、そのリスペクトの顕われだったということです。
サイガーはフォーク・スタイルのサイガーになる前は、トム&ジェリーというグループとして活動していて、もうちょっとエバリーに近いスタイルでした。





エヴァリーは、ビートルズ、ピーター&ゴードン、ロックパイルなどあらゆる男性デュオ・コーラスの源流といっていいでしょう。
もちろん黒沢君と僕のユニット、uncel-jamにとっての原点なのはいうまでもありません。





■ ♪陽子☆ さんへ

チキンジョージのイベントになんとか駆けつけてくださったのに、まにあわなかったのは残念でしたね。
なにせ1時間半くらいのイベントだったので、あっというまでした。その後に別のライヴがなければ
いやが王でも長嶋でも伸ばしたんだけれどね。
その分、来月のライヴで埋め合わせしてくださいね。




■ 銀河の魚さんへ

神戸チキンジョージのトークイベントに足を運んでいただきありがとうございました。
やはり僕は晴れ男のようです。あの日の雨も止んでしまいました。
あっというまの1時間半でしたね。
5曲といわずもっと歌いたかったのですが、いっぱい歌うのは6月の大阪ライヴにとっておこうと思いました。
またモメカルと演るときは"Eleanor Rigby"や" 、ストーンズの" As Tears Go By"などをお聞かせしたいと思います。
5月20日に武蔵小山アゲインのモメカル・ゲストに参加させてもらいます。そのときは何か映画の主題歌も歌うつもりでいます。



若干何名か、曲調と関係ないノリのオーディエンスがいて聞きづらいですがご容赦ください。





■ ぎんじのじんぎ さんへ

はじめまして。「銀次の仁義」、なかなかナイスなペンネームですね。
もちろん当方は、「仁義の銀次」です。おひかえなすって。
つまり「当方銀次」ってわけですね。神奈川に住んでいるので「東方銀次」ともいいますが ... 。

えーっ、残念ですね。神戸のトークイベントのことご存知なかったんですね。
しかも神戸に住んでおられるというのに ... 。お察しします。

残念ながら、僕がハートランドにいたときの映像はほとんど残っていなくて、たぶんDVD「Truth '80 - '84」の中にひょっとして映っているもしれません。
実は僕もこれは持ってないので確かめられることができないのです。


Truth’80-’84 [DVD]/佐野元春

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そこでYouTubeで探したらあった、あった、ありました。
宇崎竜童さんがホストの、当時唯一といってもいいR&R・TV番組「Fighting 80s」に、佐野元春 with The Heartland で出演したときの映像です。
1'04''、2'51''、5'52''あたりにしっかり映っています。これかなりなレア映像。私めがハートランドにいた証拠映像です。



いやはやなんとも、若いったらありませんね。




■ 広島きのこさんへ

広島きのこさんだから、わざわざ広島からきてくださったのでしょうか? ありがとうございます。
質問しようと思われたとのこと、ぜひしていただきたかったな。時間の都合なんてどうにでもしましたから。
僕の目の黒いうちは、誰にも何も言わせませんから ... 。なんちゃってね。ほんとはあまり時間がなくて残念でした。
今度からトークイベントといえども、3時間ぐらいの長丁場にしてもらえるようにします。
逆にあんまりしゃべり過ぎて、ミニライブが短くなり過ぎないように気を使いました。ほんとはアンコールはないはずだったけど、みんなの熱い拍手で「フラワーインザレイン」を一緒に歌えて、それがとてもよかったです。





■ ビーンボールさんへ

ご安心ください。いまでも僕や佐野君や杉君の音楽を聞いてくれて、いいなって思っているうちは、「つまらない大人」にはなるはずがないと思います。
ほんとに横尾忠則さんがベイビー・ブルーのジャケットを書いてくださると聞いたときは、我が耳を疑ったほどでした。
裏話らしい裏話はそんなにあるわけではありません。ジャケットを書いていただいたお礼に横尾さんの個展に伺ったとき、少しお話をさせていただきました。
どれも大きなキャンバスに、力強く描かれた油絵で、目の当たりにする油絵の具の隆起から伝わってくる横尾さんの「気」にすごい迫力を感じました。

そのことを素直にお話すると、「たぶん僕の絵を見ると、画学生は自信が湧いてくるんじゃないかな」と。ビートルズの話になって、彼らは偉大なる素人だと思いますというと、芸術家とはすべからくそういうものだと言い切られました。その自信に満ちた語気の強さに僕は二の句が接げなかったことを今でも覚えています。


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そのときいただいた「横尾忠則の世界」という画集から。横尾さんが手がけられたポスター、レコード・ジャケット、絵画など全先品が網羅された画集で、レコードジャケットの頁にBABY BLUEのジャケが掲載されていて感激しました。かなりわかりにくいですが、その下は山口百恵さんの「不死鳥伝説」、右横は桃井かおりさんの「おもしろ遊戯」、右下はジョニー大倉さんの「A Man From China Town」のジャケです。




■ 手賀沼靴磨男さんへ

ロジャー・クックとロジャー・グリーナウェイから「口笛天国」にたどりつきましたか。
カーナビーストリートセットのヴァージョンを持ってるってすごいですね。英米でヒットしたのは「Whistling Jack Smith」、日本では口笛ジャックと呼ばれていたアーティストのほうです。日本でも大ヒットしましたね。おまけに夜明け前のラジオ番組「走れ歌謡曲」のテーマソングにも使われていたっけ。
うっかりアーティストといってしまいましたが、そう呼んでいいものやら ... 。
彼の演奏シーン(?)を見つけました。なんか笑えるというかおまぬけな感じがなんともいえません。きっといいヤツですよ。






コメントどうもありがとうございました。
これからも「サンデー銀次」よろしくご愛読お願いします。