いつもいつも「サンデー銀次」を読んでくださってありがとうございます。
昨日に続いて、コメントをくださった方へのお返事です。

今日の1曲目はイアン・ゴムの「Cruel To Be Kind」です。ニック・ロウと並んで、ブリンズレイ・シュワルツの中心人物だった彼が、ニックの曲をカバーしています。そのカバー具合にイアン・ゴムらしさがよく出ていてほほえましい。相模大野「アコギでいこう」で杉真理くんとレパートリー交換したときの、杉君が歌った「雨のステラ」を思い出してしまいました。






■ 付和 雷蔵さんへ

「Cruel To Be Kind」、イアン・ゴムのカヴァーもいいですね。イアン・ゴムといえば、僕はどっか杉君を思い出すのですが、そういえば、「イヤーン、ゴム」っていうだじゃれの感覚も、すごく杉君ぽくないですか?。
あなたに「Cruel To Be Kind」と「Heart」を教えてくれたという、ミシシッピー大川さん。
いやー、ひさびさにインパクトのあるお名前に出会いました。
ナイアガラよりもずいぶんスケールのでかい名前をつけたものですね。

大河繋がりで、昔、ソニー系の出版社で「チグリスとユーフラテス」というグループをプロデュースしたことがあります。メンバーにチグリスという人もユーフラテスという人がいるわけではなく、4人組なんですけどね。
モンティ・パイソン的な諧謔がぴりりと聞いていながらポップな、「2mガール」という曲が秀逸だったんですが、僕にチカラがなくて世に出ることがありませんでした。10CCみたいだったんだけどな。




■ ぶっちゃさんへ

cobaさんが来れなくて残念です。cobaさんのぶんまで楽しんでくださいね。
ぶっちゃさんだけじゃなくて、「サンデー銀次」の愛読者のみなさんは、古畑任三郎がお好きなようです。
このシリーズ、どの作品も、なぜか前に何度も見たのに、再放送でもまた新鮮に見れるのはなぜなのでしょうか?
結果ではなくプロセスを楽しませる、倒叙ミステリだからでしょうね。よくできたプロットがすばらしい。




■ さとるさんへ

出し抜けにクラシックスフォーなんて名前がでてきたら、おもわず興奮してしまいましたよ。
いい曲いっぱいあるけれど、初めて聞いたこのSpookyが、僕の中でクラシックスフォーの1曲です。








■ 手賀沼靴磨男さんへ

なるほど、「恋のホワン・ホワン」のこのロネッツみたいなカスタネットは鳴島さんのプレイだったのですね?
思い出しましたよ。佐野君のレコーディングでお会いしたことを。ネットでお写真を拝見しました。
やっぱり、カラオケで聞きたいなぁということですが、もしカラオケがあるのなら、日本語ヴァージョンで歌ってみたいですね。





■ KFOさんへ

ほんとにおひさしぶりです。お元気でしたか?

そうだったんですか、ニック・ロウは輸入盤屋の「LPコーナー」のご兄弟に進められたのですか。
まだタワーレコードとかなかった頃、僕も大阪にいた72年まではよく「LPコーナー」に通いました。
はじめて行ったのが1968年。そのときに買ったのがスティーヴ・ミラー・バンドの「Sailor」、フリー・スピリッツの「From Out Of Sight And Mind」というアルバムでした。このフリー・スピリッツは、ジャズ・ロック・ギタリストのラリー・コリエルが、ゲイリー・バートン・カルテットに
入る前に組んでいた、ジャズとビートルズを融合させたようなロック・バンドです。絶対売れそうもなかったけれどなんか惹き付けられる不思議な魅力がありました。



ラリー・コリエルがシタールを弾いています。


僕が通ってた頃のLPコーナーは、まだご兄弟のお父さんもお店に出ておられて、3人がそっくりだったのが今でも印象に残っています。
いつも親切にていねいに新譜の説明をしてくださる、温かいお店でした。こうお店が少なくなるのはさびしいかぎりです。
LPコーナーもずいぶん前になくなったようで、どうしていらっしゃるのでしょうか?今でも大阪に帰って東通り商店街を歩くことがあると、お店の面影を追ってしまいます。
神戸まであと少しです。お会いできるのを楽しみにしています。





■ ビーンボールさんへ

仕事柄と言うんでしょうか。CDを聞いてるだけで音からついついいろんなものが見えてきてしまうようです。
驚かれるのもごもっともです。
お察しします。
これが言いたかった。名探偵古畑任三郎の決めぜりふです。



3分15秒あたりに出てきます。





■ Steve土田さんへ

おーっ、Steve ! おひさしぶりだねっ。トム・リードンで反応してくるとは、さすがSteve。
それにしても、正確にはレドンなの、リードンなの? リオン・ラッセルなのかレオン・ラッセルなのか迷うのと同じ感じ。
昔はグラハム・ナッシュだったのに、ある日突然グレアム・ナッシュになってたもんね。

それで思い出したけど、マイケル・ジャクソン初来日の時、空港で日本のファンの人たちが「マイケルー」って読んだのに彼は自分のことだとわからなかったそうだ。どっちかというと「マァィクゥー」と発音しないと通じないないようだ。

二十歳ぐらいの頃、京都でアメリカ人に「シドニー・ポアチエ」と言ったら、それは誰のことだと言われた。
そこで映画「In The Heat Of The Night(夜の大捜査線)」に出てた黒人俳優だと説明したら、「Oh, シィッニィ・ポォーティエ」ときたもんだ。

「恋のバンシャガラン」のシルバーは知ってたけど、まさかのトム・レドンがメンバーの一人だったとは知らなかった。。教えてくれてありがとう。唯一の彼らのアルバムに収められている「ミュージシャン」、いい曲じゃないか。






■ 銀河の魚さんへ

イアン・デューリーのDo It Yourselfのジャケが19種もあって国毎にちがうなんて、今の今まで知らなかった。
ほんと、聞いてみたからわかったよですね。御貴殿、相当なイアン・デューリー流の使い手とお見受けいたしました。
僕の好みではチャズ・ジャンケルのいたときのイアン・デューリーのほうが好きでした。
この「Reason To Be Cheerful」、ラップのはしりです。







■ もちゃえもんさんへ

よかった。いきなり空腹組がぼくだけじゃなくて。とりあえずお互いに代謝能力が高いということでしょうか。
僕は幸せなことに猛暑でも風邪をひいて熱があるときでも食欲がおちたことはありません。
「よい子のパブロック班長バッジ」、黒沢君に話したらえらい受けました。
なんとかほんとに作ってあげたくなってきました。




■ 和野麻呂さんへ

ネムイカムイってなんかニライカナイみたいですね。
なんか孔子暗黒伝とか暗黒神話とか、諸星大二郎さんのマンガがひさしぶりに読みたくなってきました。


暗黒神話 (ジャンプスーパーコミックス)/諸星 大二郎

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衝撃だったなあ。今でも諸星作品では「暗黒神話」が一番好きだ。



付和 雷蔵さんから、いつかどこかでムーン・マーティンに触れてほしいというリクエストがありました。こういうラジオ向けのハガキみたいなのは大歓迎です。さっそく次回はムーン・マーティンのミニ特集をやらかしますので。
乞うご期待。
コメントどうもありがとうございました。
これからも「サンデー銀次」ご愛読よろしくお願いします。