ミッシェルねぇさん、男役・女役両方やってるけど違和感なし
※画像はお借りしています。
今年一発目の劇場鑑賞は『レディ・ガイ』。
昨日、会社帰りに最終に突入であります。
上映してるとこがめちゃくちゃ少ないんで、知らない人が多いかも。
コピーが「女に改造されても、弾丸<タマ>はある。」!
この面白すぎるコピーの映画の主演は、世界一黒タンクトップの似合う女ミッシェル・ロドリゲス。
こんなの観ないなんて嘘だ。
凄腕の殺し屋フランク・キッチン(ミッシェル・ロドリゲス)、裏社会にその名をとどろかせる彼だが、ある日マフィアに拉致された。
「お前は敵を作り過ぎた」
安ホテルのベッドで目覚めたフランクは、全身包帯で包まれていた。
鏡の前で包帯を取り、自分の姿を見たフランクは驚愕する。
鏡に映っていたのは、間違いなく女。
フランクは性転換手術を施されていたのだ。
ベッドの側に置かれたテープレコーダーを再生すると、見知らぬ女の声が。
声の主はフランクを手術したドクター・レイチェル(シガニー・ウィーバー)、手術はフランクへの復讐を意味していた。
大事な“モノ”を奪われたフランクは、銃と色気を武器に復讐に立ち上がる。
めちゃくちゃ惜しい!!!
こんなおいしい題材、もっと面白くなったはず。
B級感で突っ走ってほしかったけど、妙にダークでアクション少なめだった。
監督はウォルター・ヒル、かつて『48時間』や『ストリート・オブ・ファイヤー』とか撮ったバイオレンス映画の第一人者もいつの間にか70オーバー。
なんかキレが悪かったぞ。
たまらなくチープな映画だったのは、予算がなかったから?
もっと派手な銃撃戦やガチンコバトルを期待したんだけどな。
フランク・キッチンの男時代・女時代ともミッシェルねぇさん、普通だと“名優”といわれるようなチャレンジなのに、男時代はひげつけただけというトホホなメイク。
見どころといえば、おっぱい丸出しでバットで頭かち割るとこかな。
(作り物のポコ〇ンもさらけ出してます(爆))
といっても、この映画の主演はミッシェルねぇさん以外ありえない。
あと考えられるのは、ジーナ・カラーノ。
しかし、リプリーは歳とったなぁ、マッド・サイエンティストぶりが妙にしっくり来てたぞ。
世界一タンクトップの似合う女だけど、この映画ではタンクトップ姿はなし、そのかわりおっぱいフルオープン、モザイクなしなのでR15。
これをずっとニヤニヤしながら観てたおれは、R15だからではなく、B級映画を愛してるからなのだ。
昔は、この手の映画、結構やってたんだけどなぁ。
きったなーい映画館で、ペコペコのシート、2本立てで700円ぐらいで。
映画は正直、消化不良だったけど、妙にノスタルジーを感じたぞ。
鑑賞メモ:劇場