ヒッチコック映画オマージュのオンパレードが楽しい

 

 

昔観に行った映画。

DISCAS巡回してたら見つけて、思わず懐かしくて借りちゃった。

たしかサム・ライミのデビュー2作目ぐらいの映画だったと思う。

『死霊のはらわた』でセンセーショナルな登場をしたサム・ライミの新作はコメディ成分が80%ぐらいのサスペンス・コメディ。

強烈なホラー映画を期待される中、肩透かしのようなこういう映画を作るところがサム・ライミのただならぬセンスを感じる。

当然、世の中の評価はそんなに高くなかったように思うけど、僕は凄く好きな映画なんだ。

 

1985年の映画か・・・、あらためて観なおすとこれすごい映画だわ。

至る所にヒッチコック映画のパロディがちりばめてあって、ヒッチコック作品への愛溢れるオマージュ満載。

これ観てすぐに元ネタ分かる人は相当の映画通だと思う。

 

無実の罪で殺人事件の犯人として死刑囚になったヴィク(リード・バーニー)、電気ショックによる死刑が執行される直前、彼を救おうとする恋人ヘレン(ルイーズ・サラー)が刑務所に駆けつけていた。

 

映画は事件の回想がスピーディーに展開する。

気弱なヴィクが巻き込まれていく様子がすごく映画的で楽しい。

当時の映画の主流通り、90分弱でまとめられてるので一気に観れるスピード感がすがすがしい。

サム・ライミの盟友ブルース・キャンベルが出てるのも嬉しい。

昔観た映画は懐かしすぎるから、他にも探してみよう。

 

 

  鑑賞メモ:DVD